銀座のマガジンハウス6階、anan編集部の片隅に『クラブ佑雪』が開店。人生相談で有名な当クラブのママ、藤島佑雪さんが迷えるみなさんのお悩みにお答えします。今回は、新しい恋人がいるのに、浮気されて自らフッた元彼を忘れられないというご相談。佑雪さんのアンサーは?

文・藤島佑雪 イラスト・小迎裕美子

【クラブ佑雪】vol. 16

「浮気されて別れた元彼が忘れられません!」

最近、新しい彼ができたのですが、そのことを元カレに言えずにいます。向こうの浮気で別れた最低な元カレなのに、嫌いになれません。どうしたらいいでしょうか。

(rinrin 30歳未婚 会社員)

男を勝ち取るのは、主語「私」でラブストーリーを語れる女。

えっ、なんで昔の男に「彼ができました〜」って申告しなきゃいけないの? そんな決まり、あったっけ? そこからして「開運できない女」全開になってますけど、大丈夫ですか?

っていうかね、文面から今彼に対しても元彼に対しても、中途半端な気持ちしか伝わってこないんです。ご自身が中途半端だから、すっきりしない。そのことがこのお悩みの本質なのかと。惚れた男をつかみ取ってくる女っていうのはね、お相手が浮気しようがなんだろうが、つかみ取って離さないんですよ。「私が世界一、この男を愛してる!」っていう思い(もしくは思い込み)が強い。この自分が、この男を思う。自発的で積極的なんです。

それとくらべて「男が浮気したから別れる」は「男が私だけを愛さないなら、別れる」ということであって、受け身。主語は自分じゃなくてお相手です。男のアクションによって、自分の身の振りを変えるしかないので、いいときはいいけど、振り回されやすい。

「女は望まれてこそ」「愛されたほうが幸せ」。世間じゃいろんな格言がございますし、どちらが幸せかなんて、それぞれでしょう。でも、別の女と取り合う場面で、男を勝ち取る女というのは、いつだって自発的で積極的。「私が愛してるから」「私が一緒にいたい」。主語「私」です。主語「私」で愛を語る女は、自分の言ったこと、したことに責任をとる覚悟ができている女。自分主導でラブストーリーを動かしていく女です。そんな女に受け身でお相手任せの恋しかできない女は勝てっこないんです。

ということを、一度お考えになるとよいのではないでしょうか。 ※ お悩み募集しています。お気軽ににどうぞ!

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