25日、韓国メディアによると、韓国人タレントのチョ・ヘリョンが過去の日本での活動を振り返った。資料写真。

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2017年12月25日、韓国・TVレポートによると、韓国人タレントのチョ・ヘリョンが過去の日本での活動を振り返った。

1992年の「大学ギャク祭」での受賞をきっかけにデビューしたチョ・ヘリョンはバラエティー番組を中心に活動し、韓国を代表する女性コメディアンとなった。2005年には日本進出を決意し、半年で日本語をマスター。2006年に「クイズ!日本語王」で日本メディアデビューを果たし、その後も多数の日本の番組に出演した。NHKにレギュラー出演した韓国初の芸能人という記録も持っている。

しかし、このような素晴らしい記録を打ち立てたにもかかわらず、韓国でチョ・ヘリョンの日本での活動に良い印象を抱いている人は少ないという。初めはチョ・ヘリョンの活動を応援していた人たちも、数回に及ぶ「失言騒動」により冷ややかな反応を示すようになった。チョ・ヘリョンは日本の番組で「韓国人女性はたくさん整形をする」「韓国人男性は暴力的だ」「ペ・ヨンジュンやユン・ソナは韓国では人気がない」など韓国の事情を赤裸々に語り、韓国で度々批判を受けていた。

チョ・ヘリョンはこのほど行われたTVレポートのインタビューで、当時について「日本に進出したい一心で日本語を習得した。韓国でも仕事は多かったが、日本の番組に挑戦したいと欲が出た。まさに『死ぬほどつらかった』との表現がぴったりだ。精神的にも身体的にも大変だった」と振り返った。

さまざまな騒動の中でも、2009年にTBSの番組で「君が代」の斉唱が行われた際、チョ・ヘリョンが笑顔で起立拍手をしたことはいまだに問題になっているという。これについては「当時は『君が代』であることを知らなかったし、知っていたら番組に出演しなかった。歌手が歌を歌ったら拍手をするという形式的な行動だった」と説明。その上で「事前の調査を怠った私の責任。韓国と日本の関係について深く考えていなかったことも原因。実際に体験して初めて過ちに気が付いた」と悔しさを見せた。

ただ、当時の騒動が自分自身を振り返るきっかけを与えてくれたという。チョ・ヘリョンは「今振り返るととてもつらかったが成長もあった。海外で活動する時には言葉だけでなく、全てに慎重にならなければならないと学んだ。当時のできごとが天狗になっていた私にブレーキをかけてくれた」と述べた。

この報道を見た韓国のネットユーザーからは「当時も十分大人だったはず。それなのに『知らなかった』とは情けない」「お金のために国を売るなんて」「知らないことが罪になることもある」「ずっと日本で活動していればよかったのに」などチョ・ヘリョンに対する批判的な声が相次いでいる。

また、「題名も知らない歌を番組で歌ったの?そんなことあり得ない」「韓国を蔑む発言については何とも思っていないの?」「過ちに気付いたら謝罪をするべき。すみませんの一言がそんなに難しい?」などと指摘する声や、「芸能人、特にアイドルは英語より先に歴史の勉強をさせるべき」と主張する声もみられた。

一方で、少数ではあるが「過ちは誰にでもある」「仕事に対する彼女の意欲と情熱は尊敬に値する」と擁護する声もみられた。(翻訳・編集/堂本)