父の形見……ではなく、中古ショップで買いました



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新製品・新機能で活気付くデジタルカメラ市場だけみると、「このデジタル全盛時にフィルムカメラってどうかしてるぜ」とも思うかもしれない。けれど、SNSに目を向けるとスクエアフォーマットだったり、ノスタルジーなアートフィルムだったり、“写りはデジタルでも仕上げはフィルム風”写真がうけている。

フィルムカメラは中古での購入も決して高価ではなく(ものによります)、中古MFレンズも比較的リーズナブル(これもものによります)。それでいて35丱侫襯汽ぅ困覆蕕丱侫ルムカメラもありでは。ただし、フィルム代、現像代、プリント代にCD-ROM代のランニングコストはとりあえず考えないほうが無難です。

我が家のカメラ習慣「記念日はバケペン」。重くてデカい、化けものみたいなペンタックスなので通称「バケペン(PENTAX 67)」。90价云播瀬譽鵐差みの重さ約2.2圓蓮⊃兇蠑紊欧襪世韻覇澳錣砲發覆襯泪奪好襯メラです。重いしデカいし、威圧感たっぷりだし。人によって反応もさまざまですが、このカメラ、そして中判フィルムの写りはデジタル補正・アートフィルターにはなかなかない“味”が出ます。

記念写真なら家族みんながピタっと静止するので手ぶれ補正なんて関係なく失敗も少ない。露出計も付いているのでちょっとオーバー気味に撮ればなんとなくきれい。あとは評判のラボ屋さん(現像・プリントショップ)に持ち込めば、お店がきれいに仕上げてくれる。何より撮ってて楽しい、プリント仕上げまでのドキドキ感もあります。

プリントした写真はなんとなくインスタ風。ラボ屋さんでCD‐Rにデータ化してもらったデータはSNSにアップしてもなんら違和感なし。時代に逆行しつつも今ドキなのはなかなかおもしろい楽しみ方です。

エディター・ライター/早坂英之

PENTAX 67購入の決め手はInstagramでみたハッシュタグ「#バケペン」です。

※『デジモノステーション』2018年1月号より抜粋。

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