英国の会社が、テスラ「モデルS」をワゴンに改造!

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テスラ「モデルS」をベースにしたカスタムカーについては、つい先日にもオランダの会社が製作中のシューティングブレークや、ネット・オークションで販売されているストレッチ・リムジンに関するニュースをお伝えしたばかり。今回ご紹介するのは、英国のQwest Norfolk社が手掛けた「世界に唯一の最速電動スポーツワゴン」という、モデルSのワゴン・バージョンだ。先日お伝えしたオランダのクルマは、2018年3月初めに販売が開始される予定だが、こちらは(ほぼ)完成済みである。
このクルマを造ったQwest Norfolk社は、同プロジェクトのために設立された会社らしい。同社によれば、地元のパブでこの計画を練ったとのこと。英国人がアイデアを生み出すのに相応しい場所だ。"やり手の"ビジネスマンが、自身の所有するモデルSのファストバックスタイルが気に入らないと、仲間のエンジニアに不満を述べたことが切っ掛けだという。後部に愛犬を乗せると頭上のスペースが足りない、というのがその理由だった。

「望みは、テスラのワゴン車でした。適度な大きさのワゴン、いわゆるシューティングブレークです。自動車の歴史から長く姿を消している型式で、SUVやMPVが世の中を席巻する前にボルボやプジョーで見られたタイプのクルマです」と、Qwest社は語っている。実に素晴らしいコメントだ。

同社によれば、そのデザインには、出し入れのしやすい広い荷室を加えるだけでなく、モデルSのスタイルに"力強い"印象を与える必要があったという。具体的に荷室容量がどれくらい拡大したのかは明らかにされていないが、Qwest社はカーボンファイバーで特別に製作したリアボディやルーフを、スタンダードなモデルSのアルミ製ボディに接合した。そして車体後部にクォーター・ガラスと、ルーフ後半のガラスを追加した。

Qwest社のスタッフによれば、プロジェクト開始直後からテスラには知らせていたという。「彼らは全く文句を言いませんでした。我々が電気系統を壊してしまわない限り」と同社のエンジニア・ディレクターであるジム・ラウター氏は、YouTubeの番組『Fully Charged Show』(原題)のエピソード内で語っている。

その出来栄えは? オランダのカスタム・メーカー、RemetsCar社が製作しているモデルS シューティングブレークのスケッチと比べると、Qwest社のステーションワゴンはコンセプトカー風の流麗さや色気が足りない。しかし、それでも魅力的なルックスのワゴンであることは確かだし、荷室はこちらの方が広そうだ。加えて、Qwest社はRemetzCar社より数ヶ月も早く、世界で最初にテスラ モデルSのシューティングブレークを造り上げた。この功績には、パブでビールを1、2杯おごるだけの価値があるだろう。



By Joel Stocksdale
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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