中国の国民的歌手の那英は22日、「今月13日の南京大虐殺の国家哀悼日に日本でコンサートを開催した」とする情報がネット上で拡散したことについて「怒りの声明」を発表し、「恥知らずで下品なフェイクニュースと戦う」と宣言した。写真は那英。

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2017年12月25日、中国メディアの観察者網によると、中国の国民的歌手の那英(ナー・イン)はこのほど、「今月13日の南京大虐殺の国家哀悼日に日本でコンサートを開催した」とする情報がネット上で拡散したことについて「怒りの声明」を発表し、「恥知らずで下品なフェイクニュースと戦う」と宣言した。

中国政府は2014年、旧日本軍が中国国民党政府の首都だった南京を占領した12月13日を国家哀悼日に指定し、国が主催する追悼式を毎年開いている。

記事によると、13日以降、個人がWEB経由で独自のコンテンツを発信する「自媒体(セルフメディア)」を中心に「国会哀悼日だというのに日本でコンサート開催を選んだ那英をネット民は絶対に許さない」などとするニュースが配信され物議を醸していた。

これを受け、那英は22日、公式ウェイボー(微博)を通じて声明を出し、「無責任なフェイクニュースが、私の静かな生活を侵し、家族や友人を傷つけ怒らせた」とした上で「恥知らずで下品なフェイクニュースと戦う」と宣言。法的手段を検討する意向を表明した。(翻訳・編集/柳川)