和歌山「毒物カレー事件」の息子、死刑囚の母・林眞須美との関係に葛藤

写真拡大

被害者・加害者、そして捜査陣などの「人間」にこだわって事件に潜む知られざる“物語”を徹底的に描き出していく新感覚のヒューマン・ドキュメンタリー『事件の涙 HumanCrossroads』(NHK総合)が、12月26日(火)、27日(水)の22時50分から放送される。

同番組は、同局が持つ全国各地の取材ネットワーク網を駆使し、人々の記憶に残る事件や事故の当事者、その家族・恋人・親友など極めて近い人に改めて光をあて、怒り、悲しみ、思いもかけぬ温かさに触れて流した涙など、さまざまな“涙”に迫る。

第1夜(26日)は、「死刑囚の母 息子の選択 〜和歌山・毒物カレー事件〜」。1998年、和歌山市で夏祭りのカレーにヒ素が入れられ、4人が死亡した「毒物カレー事件」。林眞須美死刑囚はいまも一貫して無実を訴え続けている。事件後「カエルの子はカエル」となじられ、人生が一変した息子の孝一さん(仮名・30歳)は、拘置所にいる母と手紙のやりとりながら葛藤の日々を送る。親子の関係を断ち切り、別の道を歩むべきか。それとも現実を背負って生きるのか―。息子の選択を見つめる。