21日、韓国・毎日経済新聞によると、5月にオープンし夏には「暑過ぎる」と問題が指摘されていたソウルの新名所をめぐり、冬を迎えまた新たな問題が浮上している。写真はソウル路7017からの眺め。

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2017年12月21日、韓国・毎日経済新聞によると、5月にオープンし夏には「暑過ぎる」と問題が指摘されていたソウルの新名所をめぐり、冬を迎えまた新たな問題が浮上している。

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問題の新名所とは、「歩行者に優しい環境をつくる」としてソウル駅横の高架道路を歩行者専用公園にリニューアルし誕生した「ソウル路7017」。オープン直後こそ、様変わりした高架道路を一目見ようと観光客が訪れたが、夏には日差しを遮るものがない構造が災いし、暑さのあまり通行や見物を諦める人も多かったという。そして最初の冬を迎えた現在、今度は除雪作業に不向きな構造から市民らが危険にさらされているそうだ。

ソウルに大雪注意報が出た翌日の19日、ソウル路では敷かれたわら製のカーペットを片付ける作業が行われた。24時間体制で働く作業員らによると「雪が降ったらすぐに除雪作業をしなければならない」という。雪が踏まれて固まってしまう前に、雪を道路脇に寄せる必要があるためだ。

ソウル路は、花壇や照明が腐食したり、高架下に粉末が飛び散ったりする恐れがあるため、一般道のように融雪剤をまいての除雪対策ができない。そして除雪車両も入れないため、作業はすべて人の手に懸かっている。雪かきが間に合わず凍ってしまった場所については、高架下からカーペットを車両に載せて運搬し、路面全体を覆うように敷くのだという。

作業員らの努力もむなしく、冬のソウル路はあちこちに危険要素が残っている。帰宅するサラリーマンらは「一般道よりもはるかに滑りやすい」と口をそろえる。周辺の高層ビルの陰になって氷が溶けない所も多く、そこここに設置された円形ガラスの床や休憩室への入り口傾斜路もカチコチに凍っているそうだ。

専門家らは、この問題について「設計段階での不備」を指摘している。高架が一般道に比べ凍りやすいことはあらかじめ分かっていたのだから、路面に電熱線を敷くなどの対応が必要だったとの指摘だ。

ネットユーザーからもこれに同調する意見が多く寄せられており、「前もって考えるべきことだった」「どうせ屋根を造るのにまた税金を使うんでしょ?」など冷ややかな意見が出ている。

ソウル路整備事業を進めた朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長に対しても「直接行って雪かきして」「水をまいて凍らせてそり遊び場にしたら?もちろんそりを引っ張るのは朴元淳」と批判の声ばかりが並んだ。(翻訳・編集/松村)