稲垣吾郎、知れば知るほど愛らしい人間性 ミステリアスの裏に隠されていた“ホンネ”を探る

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 稲垣吾郎、草剛、香取慎吾が2018年元旦、AbemaTVに帰ってくる。『27Hunホンノちょっとテレビ』と題された今回の番組は、新年の午前0時45分から27分間の生放送を予定。今年11月2日から3日間に渡って生放送された『72時間ホンネテレビ』では、3人がインターネットで生放送をするという前代未聞の挑戦に加えて、SNSのスタート、森且行との再会、72曲の熱唱……と多くの感動を届けてくれた。やっぱり彼らは国民的アイドルだと痛感する一方で、こんなにも人間味溢れている人たちなのかとハッとさせられた部分も。なかでも、稲垣はもともとミステリアスな雰囲気があったため、新たな一面に驚かされた。“イラチ(すぐにイライラする)”な自分を認めたり、高い美意識を見せながらも“吊り天井”など身体を張った笑いを取るなど、親しみを抱いた視聴者も多かったはず。

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■「誰よりも知ってるつもりでいた」

 そんな稲垣が12月20日、香取のレギュラー番組『おじゃマップ!!』(フジテレビ系)に出演した。「もっと僕のことを知ってほしい」と、香取とふたりきりでドライブに繰り出し、 初めてのコストコで買い物をして、稲垣ゆかりの芸能人を招いてホームパーティーを開催。それは、視聴者にとっても“もっと稲垣を知る”時間となったように思う。

 『72時間ホンネテレビ』をきっかけに、稲垣はブログを始めた。 そこには、これまで知ることのなかった稲垣のプライベートが映し出される。繊細さを感じさせる言葉のセレクト、大切な人の笑顔や美しい生活風景の写真、そこから垣間見える日々を大切に生きる姿勢、そして香取や草なぎの才能を「羨ましい」と言えるまっすぐさ……。きっと、この魅力はずっとそこにあったのだ。そして2017年に大きく体制が変わり、違う角度から光が当たるようになったのだろう。番組では稲垣と香取がお互いに「初めて発見することが多いよ」 と語り合うように、意外な一面が次々と見えてきた。

■「吾郎ちゃんが人間なんだって最近知った」

 SMAPのなかで中間管理職と称されていたことからも、稲垣はグループの中では自分から主張することは少なかったように思う。だが、番組冒頭で稲垣は「なんで草なぎばっかり『 おじゃマップ!!』に出るの?」と口火を切った。最近の稲垣は感情表現が豊かになった印象だ。『72時間ホンネテレビ』 や自身がパーソナリティを務めるラジオ番組『編集長稲垣吾郎』(文化放送)でも度々、20年以上一緒にラジオを続け、プライベートでも幼馴染のようなやり取りを続けてきた香取と草なぎの“しんつよ” コンビの仲の良さをうらやむような言葉を発しているのだ。

 “しんつよ”だけじゃなく、“ごろしん” としても仲良くやっていこうよ、そんな風に訴える姿がいじらしい。実は、オーディションの日が一緒で、この世界で最も最初に会っていたふたり。だが、SMAPとして活動してきた30年近くの日々は、一度もふたりきりで過ごしたことはなかったという。それでもお互いをわかっていると信じられていたことに、いかにSMAPというグループで過ごしてきた時間が密なものだったかを想像させる。香取からブログについて絶賛されると、「一番嬉しいですよ、慎吾にほめてもらうの」と頬を緩める稲垣。そんな素直な反応もグループにいたときのクールな印象とはまた違う、愛らしさを覚える瞬間だ。

■「踊りは大っ嫌い。でも……」

 稲垣吾郎は朝が好き。セリフ覚えやSNSのコメントをチェックするのは、だいたい朝の公園で散歩中だ。

 稲垣吾郎はワインが好き。自宅には200本のワインがあり、最近は山梨県甲府市の生産者を訪ね、いつかコラボレーションができたらと考えている。

 稲垣吾郎は連絡交換が嫌い。高校時代の同窓会に呼ばれたことがないのは、自分から連絡先を交換しないから。芸能界で一番食事にいくほど仲が良い人とも長らく交換していなかった。

 稲垣吾郎は「ポーン!」とか「パーン!」が嫌い。シャンパンも静かに開ける。そのとき抜ける空気の音を「天使のため息」と呼んで愛でている。

 稲垣吾郎は舞台が好き。やり直して磨いていく作業が性に合っているから。芸能界でも深く繋がっているのは、かつて舞台で共演した仲間が多い。

 稲垣吾郎はイギリスの車が好き。日常ではミニクーパー、ゴルフに行く時はレンジローバーと、大小2台の愛車を乗り分けている。

 稲垣吾郎は草なぎ剛が好き。特に演技については“天才”だと感じている、「自分はそうなれないけれど、好きな演技は続けたい」と考えている。

 稲垣吾郎は香取慎吾が好き。部屋の中でGUCCIのジャージを着てる香取を「本当のオシャレさんかよ」とツッコみながらもリスペクトしている。

 稲垣吾郎は踊りが大嫌い。だが、好きかもと思う瞬間もあった。それは何万人もの前で歌ったとき。あの気持ち良さは「(SMAPの)僕らにしかわからない」と思っている……。

 書き出したらキリがないが、印象に残った稲垣の好き、 嫌いを羅列してみた。こうして文字にすると、やっぱり“稲垣吾郎って、そんな人だったんだ”という再発見がある。きっと この気づきは、稲垣が新たな挑戦をするたびに、これからも更新されていくだろう。(佐藤結衣)