「すぐに悩みが消える」とっておきの考え方がこれだ!

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『アルフレッド・アドラー 一瞬で自分が変わる100の言葉』がダイヤモンド社から発売されたことを記念して、20万部突破の第一弾『アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』を特別公開します。アドラーの厳しくもあたたかい言葉に、あなたも勇気づけられてください。

あなたが悩んでいる問題は本当に「あなたの問題」だろうか。
その問題を放置した場合に困るのは誰か、冷静に考えてみることだ。

 アドラー心理学では「それは誰の課題か?」という問いを大切にします。例えば、子どもが勉強をしなかったとしましょう。多くの親は「もっと勉強しなさい!」と子どもを叱ります。しかし、勉強をする、という課題はいったい誰の課題でしょうか?

「それは誰の課題か?」を明らかにするのは簡単です。「その問題を放置した場合、不利益を被るのは誰か?」と問えばいいのです。 成績が悪化した場合、不利益を被るのは子供自身です。良い学校に入れなくなり、将来、困るのは子どもです。つまり、子どもが勉強をしなくてはならない、という課題はあくまでも子どもの課題であり、親の課題ではないのです。

 しかし、多くの親は子どもの課題に土足で踏み込みます。「子どものためを思って」と言い訳をしながら「もっと勉強しなさい」「いい学校に入りなさい」と親の思う通りにコントロールしようとするのです。そして、自分の支配欲を満たしたり、自分の世間体を取り繕おうとする。子どもはそれを察知して、支配されることを拒絶するのです。

 あらゆる人間関係のトラブルは、他人の課題に土足で踏み込むことにより起こります。親子間に限らず、友人間、上司・部下間においても同じこと。他人の課題に土足で踏み込んではいけません。私たちができることは支援だけ。もしも子どもが勉強をしたい、と言ったら、支援する準備があることだけを伝え、後はそっと見守るしかないのです。

※本連載は日曜日以外の毎日更新します。