24日、中国メディアの瞭望新聞週刊が、日本の防衛予算が6年連続増加した理由について分析する記事を掲載した。写真は海上自衛隊横須賀基地。

写真拡大

2017年12月24日、中国メディアの瞭望新聞週刊が、日本の防衛予算が6年連続増加した理由について分析する記事を掲載した。

記事は、日本政府が22日に18年度予算案を閣議決定し、防衛予算は6年連続の増加で、3年連続の5兆円超えとなったことを紹介。第2次安倍政権が発足してから6年連続の増加であると指摘し、その理由について分析した。

1つ目の理由は、「攻撃されることを恐れている」からだ。安倍首相は第2次政権発足以降、ずっと「攻撃されること」を恐れているため、日米同盟を何より重要なものと考えていると記事は主張。そのため、米国に対しては大統領のみならず普通の議員に対しても腰を低くし頭を下げるのだと論じた。

2つ目の理由は、「拡張を図っている」からだ。記事によれば、安倍首相は日本を「正常な国家」にし、「アジアのボス」となることを目指して世界で存在感を示したがっているのだという。それで、米国の「手先」となっているが、これは虎の威を借る狐と同じで、領土問題で優位に立ち、さらにチャンスをうかがって拡張を図り、米国のようになんにでも首を突っ込むのだとした。

3つ目の理由は、「覇権を狙っている」からだ。記事は、覇権に対する思いがとりわけ強いのが米国と日本だと主張。米国には覇権の「伝統と歴史」があり、しっかりとした基礎があるものの、日本が覇権を狙うのは「まったくいい加減なこと」であり、世界はおろかアジアの中でも覇権は取れないと論じた。

それで記事は、安倍首相は「精力とお金の使いどころを間違えている」と論じ、安倍首相の在任期間が長くなっていることで、日本人にとって害を与える首相の1人になるかもしれないと主張。しかし最後に記事は、歴史は世間の評価によっておのずと決まるもので、日本の民衆が安倍首相にどのような評価をするかを見守りたいと結んだ。(翻訳・編集/山中)