労基法再改正反対の抗議団体、幹線道路を占拠  警察が強制排除/台湾

写真拡大 (全2枚)

(台北 24日 中央社)労働基準法の再改正に反対する労働者団体など約1万人が23日、台北市内で抗議活動を行い、政府に同法案の差し戻しを求めた。一部の参加者は活動終了後も目抜き通りを占拠するなどし、交通に支障をきたしたため、警察に強制排除された。警察側は、市民の表現の自由を尊重するが、社会秩序と人々の安全のためにも理性的な方法で行うよう呼び掛けている。

同法は昨年末に改正されたばかり。勤務時間の割り振りに関する柔軟性が低いなど、使用者側の見直しを求める声に応え、政府は制限の緩和を盛り込んだ再改正案を今年10月末に公表した。今月4日に立法院(国会)の関連委員会で可決され、各地の労働者団体は抗議活動を活発化。法案は、立法院本会議での審議を控えている。

警察によると、デモの主催者側が午後6時に解散宣言をしたにもかかわらず、一部の参加者らは市街地などに流れ込み、幹線道路を占拠した。警察は24日早朝、強制排除に乗り出し、60人余りを市の近郊に連行した後、自宅に向かわせたという。

(黄麗芸、陳至中、王揚宇/編集:荘麗玲)