<記者コラム:オトゴト>
 米アーティストのレディー・ガガ(31)が先日、来年12月から2年間、ラスベガスのパーク・シアターで定期公演をおこなうと発表した。

 ガガは自身のインスタグラムで契約書にサインする様子の写真をアップし、「噂は本当です! 私はMGMのパークシアターを新たなホームとします。新しいショーの準備をしています! ラスベガスで偉大な先人たちの一部になるのは私の生涯の夢でした。とても嬉しいです! ラスベガスで会いましょう!」とコメントしている。

 ガガは9月に、「線維筋痛症」に伴う身体の激痛の治療のため、今年おこなう予定だった欧州ツアーを2018年に延期している。9月からNetflixで配信されているドキュメンタリー映画『GAGA:Five Foot Two』では、彼女の闘病生活の様子も映されている。

 公演をおこなうパーク・シアターは、パークMGMリゾートにある5300人を収容可能な劇場。ラスベガスでの定期公演は、ツアーに出なくとも同じ場所で大勢の観客を集めることができるため、大物ミュージシャンの間で一般的になりつつあるという。

 たとえば、ブリトニー・スピアーズは2014年から、同じくラスベガスにあるカジノリゾートホテル、Planet Hollywoodで「Piece Of Me」と題した定期公演をおこなっており、2年間の期間を延長して今月までおこなわれるという好調ぶりだ。

 ガガが言及した先人たちで言うと、晩年のエルヴィス・プレスリーさんは、ラスベガスに定住し年間120以上もの公演をおこなっていた。言わば、ロックンロールの聖地のような場所だ。

 また、エルトン・ジョンは定期公演「ミリオン・ダラー・ピアノ」をラスベガスのリゾートホテル、シーザーズ・パレス内にあるコロシアムで2009年〜2011年9月まで2年間の休演はあったものの、14年間に渡っておこなっている。

 なお、英ガーディアン紙が報じたところによると、ガガは2年間の契約で少なくとも7500万ドル(約85億円)を手にすると言われている。

 来年末ではあるが、ラスベガスの目玉的ショーケースになることは、間違いないだろう。来年1月にはアルバム『ジョアン』と楽曲「ミリオン・リーズンズ」で2部門にノミネートしている米グラミー賞の発表も控えている。まさに、ガガ様の“完全復活”の年となりそうだ。【松尾模糊】