エフゲニア・メドベージェワ【写真:Getty Images】

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「スポーツ界の名珍場面総集編」…フィギュアの女王が4月に見せた“コスプレ熱演”

 2017年のスポーツ界を沸かせた名シーンを連日にわたって振り返る「名珍場面2017」。今回は4月にフィギュアスケートの世界国別対抗でエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)のエキシビション「セーラームーン熱演」。無欠の世界女王が主人公の月野うさぎになり切ってコミカルに演じ、その美貌と可愛さに大反響を呼んだ。

 まるでアニメからそのまま飛び出してきたようだった。

 4月の世界国別対抗のエキシビション。演じたのはアニメ「美少女戦士セーラームーン」のオープニングテーマだった。主人公の月野うさぎを模したタイトな白のセーラー服に青のミニスカートで熱演。赤いソックスを穿いた長い手足を生かした抜群のスタイルは、実写版のアニメキャラクターのよう。「月に代わっておしおきよ」の決め台詞で、ファンのハートを打ち抜いた。

 もともと日本のアニメ好きの親日家。直前の世界選手権で2連覇を達成し、世界国別対抗でも圧巻の演技を見せていた。当時は本田真凜(関大高)がインスタグラムで、衣装のまま月野うさぎの決めポーズしている画像を「メドムーン」と題して公開。ファンから「最高にかわいすぎる」などと大反響を呼び、フィギュアファン以外にも広く知られる名シーンとなった。

海外メディアも注目「観衆は見るからに彼女の努力に魅了されていた」

 海外メディアも“コスプレ熱演”に注目。米スポーツ専門局ESPNが「トレードマークの太もも上まで伸びた靴下を穿き、メインキャラクターに似せた服を着て、メドベージェワは明快にキャラに入り込んで楽しんでいた。そして、観衆は見るからに彼女の努力に魅了されていた」と報じるなど、世界でも話題を呼ぶことになった。

 メドベージェワは今季も持ち前の完成度の高い演技でGPシリーズのロシア大会、NHK杯と連勝。来年2月に迫った平昌五輪でも金メダルの最有力に挙げられていたが、直後に右足の故障が判明。GPファイナルを欠場し、復活に向けてリハビリに励んでいる。

 23日のロシア選手権では同門の15歳アリーナ・ザギトワが圧勝。ロシアは国ぐるみのドーピング問題で平昌五輪の出場は個人資格に限られるが、出場すれば、母国の後輩との金メダル争いは注目を集めることになるだろう。日本人ファンも魅了した美しき世界女王の復活に熱視線が注がれそうだ。(THE ANSWER編集部)