駅弁大将軍を受賞した「えび千両ちらし (新潟県) 」(画像: JR東日本の発表資料より)

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 JR東日本は、今年で6回目となる駅弁頂上決戦「JR東日本 駅弁味の陣2017」を開催し、駅弁を食した利用客のハガキ投票により最も評価の高かった「駅弁大将軍」として、新潟県の「えび千両ちらし」を選出した。

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 「駅弁大将軍」をはじめとする受賞駅弁は、駅弁購入時に渡したハガキからの投票により選ばれる。購入した駅弁は「味」「盛付」「掛け紙」の3項目を4段階で評価され、その平均値に駅弁ごとの投票数を加味した総合評価として算出し、選出を行う。

 駅弁大将軍は、総合評価が最も高かった駅弁が選ばれ、『えび千両ちらし (新潟県)』が受賞。駅弁副将軍には、総合評価が2番目に高かった駅弁が選ばれ、『 <復刻版>鶏めし弁当 (秋田県)』が選出された。こちらは、1947年発売のロングセラー商品でもある。

 味覚賞には、最も「味」の評価が高かった駅弁が選ばれ、『伯養軒の炙りえんがわずし (宮城県)』が受賞。盛付賞は文字通り、最も「盛付」の評価が高かった駅弁で、『青森のぜいたく弁当 (青森県)』が選ばれた。

 今回の受賞の中でもユニークなのは掛け紙賞だ。これは、最も「掛け紙」の評価が高かった駅弁となり、『復刻版 御鯛飯 (神奈川県)』が受賞した。明治40(1907)年頃発売のロングセラーで、今回受賞した掛け紙は大正時代初期のデザインを復刻したものだ。駅弁ファンの中にはこの掛け紙をコレクションしている向きも多く、復刻版の掛け紙を望む声もあったそうだ。

 今年新しく発売を開始した駅弁のうち、最も総合評価が高かった駅弁には「初陣賞」が贈られ、『政宗公御膳 (宮城県)』が受賞した。

 このほか、JR東日本発足30周年特別賞として、古くから販売されている歴史ある駅弁には「歴弁賞」が設けられ、「100年将軍」「50年将軍」「30年将軍」の3駅弁も選ばれ、それぞれ、「伝承鯵の押寿し (神奈川県) 」「<復刻版>鶏めし弁当 (秋田県) 」「 米沢名物 牛そぼろ (山形県) 」が受賞した。

 ハガキからの投票に加えて、WEBサイトからの投票も行われており、WEBサイトから最も『食べたい駅弁』の得票が多かった駅弁には「そそられ将軍」、訪日外国人向けWEBサイトから『食べた駅弁』、『食べたい駅弁』の総計が最も多かった駅弁には「Ekiben Ichiban賞」が贈られ、それぞれ、「うにとウニと雲丹 味くらべ弁当 (青森県) 」と「JR 東日本 30 周年記念 東日本うまいもん弁当 (東京)」が受賞した。

 なお、ハガキとWEBを合わせた総投票数は26,251票となり、これは、昨年度の9,304票に比べ約3倍に増えている。なお、このうちWEBサイトからの投票は13,458票で、その中でも、2,404票は海外からの投票となっている。

 JR東日本では、2018年1月26日から2月4日まで、東京駅、大宮駅、新潟駅、高崎駅、仙台駅などで受賞記念イベントとして「駅弁味の陣2017〜宴(うたげ)」を開催し、受賞駅弁などを販売する予定だ。