役所広司が主演ドラマ「陸王」のクランクアップで笑顔!/撮影=阿部岳人

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24日に最終回を迎えるドラマ「陸王」(TBS系)で、主人公・宮沢紘一を演じた役所広司と老舗足袋屋「こはぜ屋」の面々がクランクアップ! 笑顔あり涙あり、ドラマのモチーフにもなった実業団マラソンさながらの力走でゴールテープを切った。

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■ 撮影合間にはスタッフにお礼も

青空の下、最後の収録シーンは実業団ランナー・茂木(竹内涼真)らの出場するレースを宮沢らが沿道で応援する場面。役所とこはぜ屋の従業員を演じた上村依子(橋井美子役)、吉谷彩子(仲下美咲役)、春やすこ(水原米子役)、内村遥(安田利充役)、正司照枝(西井冨久子役)、志賀廣太郎(富島玄三役)、阿川佐和子(正岡あけみ役)や“チーム陸王”の天野義久(江幡晃平役)、市川右團次(村野尊彦役)、風間俊介(坂本太郎役)らが最後の撮影に臨んだ。ドラマの舞台となった行田内で、たくさんの市民エキストラに囲まれながら撮影が進行。合間には役所がスタッフらにお礼を伝える姿も見られるなど、笑顔と感謝に包まれた最終日となった。

■ 志賀廣太郎「玄さんは何回“やめよう”と言ったか」

すべてのカットを撮り終わると、ドラマのテーマ曲が流れる中、キャスト一人ひとりの名前が呼ばれ「オールアップです!」の声とともに惜しみない拍手が送られた。チームを厳しくも温かく導いた演出・福澤克雄氏が一人ひとりと肩を抱き合い、称え合った。

続いてキャストらが「鹿児島の父親がとても喜んでくれました!」(上村)、「陸王から“あきらめない”ということを教わりました」(吉谷)、「行田市民、最高です!」(天野)、「また行田に来たときには声をかけてください!」(春)と喜びのあいさつ。こはぜ屋のまとめ役“ヤス”として全話を走り切った内村は「こんなに素晴らしい機会をいただき…本当にありがとうございました」と男泣き。正司は「皆さん寒いのによう来てくださいました」とエキストラをねぎらい、志賀は「玄さんは10話のうち何回“やめよう”って言ったか、巷の噂になっているようですけれど(笑)、最後は『やろう』と。この歳ですけれど、この作品に出会えてもっと精進していかないと、と思います」と笑顔を見せた。

■ 風間俊介は「この仕事続けてきてよかったな」

今回、こはぜ屋縫製課のリーダー役で連続ドラマ初出演ながら、堂々とした演技が話題となった阿川は「齢63にして、こんなに驚いたり感動したり泣いたり、こんなに大きな声が出る自分があるのかと発見だらけでものすごく楽しかったです」としみじみ。同じく連ドラ初レギュラーだった市川は、スーパー歌舞伎との掛け持ちで多忙を極めたが「陸王に対する思いに支えられて、なんとか初めての連ドラの役を務めさせていただくことができました」とホッとした様子。

銀行員の立場からこはぜ屋を支えた坂本役・風間俊介は、福澤氏がチーフ演出を務めたドラマ「3年B組金八先生」(TBS系)第5シリーズで連ドラ初レギュラーを経験した福澤氏の“教え子”。「すごく久しぶりに福澤さんと一緒に仕事ができるというので喜びと緊張もたくさんあったんですけれども、クランクインの日からオールアップの日まで立ち会うことができてすごくうれしく思います。この作品に出られたこと、この仕事続けていてよかったなぁと思いました」と振り返った。

■ 感謝の思いにじむ“社長あいさつ”

最後は、ともに走った仲間たちの声を笑顔で聞いていた役所が、「よっ!社長!」の掛け声に背中を押され「どうも!社長の、役所です」とあいさつ。「監督、本当に励ましていただいて、しごいていただいてありがとうございました。エキストラの皆さんにはたくさん力をいただいて、福澤チームの素晴らしいスタッフには本当に助けていただいて、支えていただいて、今日の日を迎えることができました。最終回、皆さん見てください。本当にありがとうございました!」と仲間を称えた。その姿は、周囲への気づかいを忘れない宮沢社長と重なる。

こはぜ屋のきずなが作り上げた「陸王」は24日、ついに最終回を迎える。最終回では、宮沢が業務提携を提案したことでフェリックス・御園社長(松岡修造)と宮沢は袂を分かつ。資金のメドが立たず、こはぜ屋の窮地は変わらないまま、大地(山崎賢人)や飯山(寺尾聰)らはシルクレイの売り込み先を探して奔走する。一方、陸王の生産がストップしたことで茂木は再びアトランティスのシューズを履くことに。陸王開発再開のメドが立たず苦境の宮沢ら“チーム陸王”の面々だったが、それでも茂木を応援するためレースに駆けつける。その頃、御園はこはぜ屋に対してある行動を起こし始めていた――。「陸王」最終回は24日夜9時から放送。(ザテレビジョン)