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今年もクリぼっちなら、食事だけでもクリスマスらしさを味わいたい。そのメニューにうってつけなのは、七面鳥の丸焼きだろう。ただ、これは気軽にスーパーで買えるものではない。そして買ったところで調理できる気がしない。そこで、今回は、

という企画だ。スーパーの鶏肉コーナーには、もも肉やむね肉はもちろん、手羽先などが売られているのを見たことある。それらを集めて、鶏の丸焼きに近いものを練成しよう。

ちなみに企画実行前に同僚に話したら、「サイコ……、サイコ……」とつぶやいていた。

○スーパーで素材集め

今回の構成要素は大きく分けて4つ。ベースとなるむね肉ともも肉、そこに手羽元と手羽先だ。ちなみに下記の絵はイメージとして描いてみた。

まずは、むね肉から。サイズ的にどっしりしており、これが全体のフォルムを生み出してくれる。1枚だと厚みが心もとなかったので、2枚買って重ねよう。

ずしっとしたもも肉は両足を購入。もちろん骨付きだ。

そして手羽元と手羽先も用意しよう。これで鶏の丸焼きの全体像が見えてきた……はず。

最後に全体を鶏皮で包みたかったが、スーパーを4件回って見つけられなかったので諦めた。見栄えがよろしくないかもしれないが、許してほしい。

○練成開始

では、素材が集まったところで作業開始。生肉を扱う際は、手はしっかりと洗っておこう。早速むね肉を重ねてみると、意外とそれっぽいフォルムができた。いける……、いけるぜ……!

ちなみに、むね肉の間に真っ赤なハツ(心臓)を挟んでおこうかと悩んだが、ホムンクルスに埋められた賢者の石にしか見えなかったので断念した。

手羽元と手羽先は本来くっついていたものなので、この2つを爪楊枝で固定する。

両腕分作って、これをむね肉に添えよう。

ちょっとよくない? これらのパーツを固定する方法は見つからなかったので、糸で縛ることにした。

最後に、鶏もも肉を足の部分に接続する。脂が多い部分で非常にぬるぬるしており、途中でスマホをいじると画面がべったべたになるから気をつけてほしい。

ここも糸でしっかりと結んでおこう。そして出来上がったのがこれだ。

何これ? キメラ? しかし、理論は間違ってないはずだ。焼き色をつければ、きれいな丸焼きになるはず。

○どうやって丸焼きにするのが正解なのか

おそらく丸焼きにする時は、オーブンを使って焼くのが正解なのだろうが、独身男の部屋にそんなものはない。ちなみに電子レンジじゃ駄目だということは、母親に電話して確認済みだ。試行錯誤した結果、フライパンで焼くことにした。

フライパンにみっちりと詰まってしまった鶏肉。これ、中まで火が通るかしら……。とりあえずひっくり返してみよう。

あ、ああ!!

糸の縛りが弱かったのか、もともと無謀だったのか、あっけなくバラバラになった。しかも油がはねて危ない。

よく考えれば、焼いてから組み合わせたほうが安全なんじゃないか? 鶏むね肉や鶏もも肉は大ぶりなので、1枚ずつしっかり焼いたほうがいい気がしてきた。

機転を利かせて失敗をリカバリーするのは、ビジネスマンにとって必須スキルだろう。社会人3年目になれば、それが難なくこなせるようになった。結局バラバラに焼いてから、合体させることにしたのだ。

うまそう。

○再練成開始

焼けたパーツたちの粗熱をとって、再度練成を始めよう。1回生肉でやっているので、要領は分かっている。心なしか最高の鶏の丸焼きが作れそうな気がしてきた。

鶏むね肉を重ね、そこにくっつけた手羽元と手羽先をセットしていく。

しっくりきちゃってません? そうそう! こういうのだよ、イメージしていたのは!! バラバラにならないように糸で縛ろう。

「25歳にもなって何をやっているんだろう」と一瞬我に返ってしまったが、ここまで来たら引き返せない。最後に鶏もも肉を縛ろう。

これで完成!

「持って行かれた……!!」とつぶやきそうになったが、思った以上に悪くなくのでは? とにかく雰囲気は出てる気がする。今回かかった費用は、合計で1,000円強。身近なスーパーにもよるが、かなりお得な気がする。もしクリスマスパーティーをやるなら、ぜひこの鶏肉メニューに挑戦してみてほしい。きっと人気者になれるはずだ。

※ちなみに、中を切ってみたらまだとても赤かったので、細かく切ってカレーにした。読者諸君も火がちゃんと通っているかは、しっかり注意してほしい