18日、韓国・ノーカットニュースによると、入居が始まってわずか2年の釜山の新築マンション団地で、床のタイルが突然剥がれたり壁に亀裂が入ったりするなどの問題が多発し、住民から不安の声が上がっている。資料写真。

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2017年12月18日、韓国・ノーカットニュースによると、入居が始まってわずか2年の釜山(プサン)の新築マンション団地で、床のタイルが突然剥がれたり天井に亀裂が入ったりするなどの問題が多発し、住民から不安の声が上がっている。

13日深夜、このマンションの13階に住むチョンさん(38)は自分の耳を疑ったという。まるでボウリングの球を床に投げ付けるかのような激しい音が外廊下から聞こえ、驚いて部屋を出てみると「床のタイルが空中に跳ね上がって『ぽんぽん』と音を立て、タイルの継ぎ目部分が折れていた」という。「映画のワンシーンのようだった」とチョンさんは当時の状況を語る。

その後、チョンさんがマンション最上階の29階から下の階を各階ごとに調査したところ、高層階を中心に4フロアの廊下の床で似たような症状がみられたという。

同マンション団地の施工会社によると、ここ1カ月間に団地内で同じような現象が30件以上発生し、特に韓国南東部の浦項(ポハン)を震源として起こった地震(11月15日)の翌日には破損の申告が集中したとのこと。

一方、マンション団地の入居者代表団によると、タイルの破損だけでなく天井の亀裂や雨漏りなど、入居してから2年しか経過していないにもかかわらず、これまで団地内30棟の建物で1万件に上る欠陥が報告されているそうだ。入居者の代表は「同じ所で7回も瑕疵(かし)補修を受けたが、今も直っていない。公共スペースだけではなく、家の中のあちこちが瑕疵だらけだ」と現状を語った。

不良施工を疑う入居者らは、施工業者に対し法的な対応と精密構造安全診断の実施を求めている。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「まるで築30年以上のマンションみたいにボロボロだね」「倒壊の兆しでは?」「2年しかたってないのに、これはおかしいだろう」など疑問の声が多数寄せられている。

また、「この建設会社、基礎的な技術を持っていないのかな?」「韓国でマンション建設が始まって何十年にもなるのに、業者の質はこの程度なのか」など、建設業界への不信感をうかがわせる意見もあった。(翻訳・編集/三田)