20日、日本で近年、中国人が犠牲になる事件が頻発している。その背景には何があるのだろうか。資料写真。

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2017年12月20日、東京都中野区のアパートで中国人留学生の江歌(ジアン・ガー)さんを刺殺したとして、殺人などの罪に問われた中国籍の大学院生、陳世峰(チェン・シーフォン)被告に懲役20年の判決が言い渡されたことに関連し、中国メディアの捜狐に「日本で中国人が犠牲になる事件がなぜこれほど頻発するのか」とする記事が掲載された。

記事は「日本で近年、中国人が犠牲になる殺人事件が増加している」とし、今年に入ってからだけでも、1月に中国人女性を殺害した容疑で中国人技能実習生の男が逮捕され、7月には神奈川県横浜市で中国人姉妹が殺害され、9月には愛知県岡崎市で中国人の夫が中国人の妻を殺害する事件が起きたことを紹介した。

その上で、中国人が犠牲になる事件が頻発している背景について、在日外国人支援団体の関係者の話として「外国人は言葉の壁や法律知識の不足から、問題に直面しても警察や行政に助けを求めにくい一面がある」と伝えた。記事はまた「警察の外国人に対する接し方も、中国人が警察に助けを求めなくなる一因になっている」とし、「日本人と中国人で相談への取り組み方や取り調べの仕方に差があるそうだ」と指摘している。

記事はさらに「もちろん罪を犯す中国人の側にも要因はある。中国で同じ罪を犯した場合、『国内ならとっくに銃殺刑になっている』と感じる中国人は少なくない。日本では判決内容が中国よりも軽い場合が比較的多く、そうした事情が犯罪に手を染める一因にもなっているのではないか」と指摘する。

その上で記事は「事件の頻度に加え、日本の国内メディアの注目度が高いことから、外国人がらみの事件と聞くと、日本人の多くは『また中国人か』と反射的に思うほどになっており、日本に住む中国人は生活しにくくなっている」とも伝えている。(翻訳・編集/岡田)