SP首位の宇野昌磨【写真:Getty Images】

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宇野はジャンプの着氷が乱れるも、田中に5.49点差をつける貫録の演技

 フィギュアスケートの全日本選手権は22日、男子ショートプログラム(SP)が行われ、大会2連覇を狙う宇野昌磨(トヨタ自動車)が96.83点で首位に立った。田中刑事(倉敷芸術科学大)は91.34点で2位、無良崇人(洋菓子のヒロタ)は85.53点で3位。26歳の村上大介(陽進堂)は80.99点で4位だった。

 右足首の負傷により羽生結弦(ANA)が欠場となったが、29人の選手が氷上でしのぎを削った。

 第1グループの5番手で登場した全日本ジュニア選手権覇者の須本光希(浪速高)は、冒頭のトリプルアクセルに着氷。後半のジャンプでバランスを崩す場面はあったが、72.93点をマークした。19番目で登場した村上も大きく会場を沸かせた。4回転ジャンプをはじめ、終始安定した演技にまとめて大きな拍手と歓声に包まれ、得点も80点超えとなる80.99点となった。

 田中と無良はそれを上回るパフォーマンスを披露した。16年全日本選手権2位の田中は、冒頭の4回転サルコーに成功。その後も3回転-3回転の連続ジャンプを含めて迫力あるパフォーマンスを見せ、この日初となる90点超えの91.34点。無良も冒頭の4回転ジャンプこそ着氷がやや乱れたが、表情やステップでも見せ場を作り、85.53点をマークした。

 最終グループの4番目に登場した前回大会覇者の宇野は、最初に4回転フリップを成功させると、まさに氷上を舞うような圧巻のステップやスピンを披露。後半に予定していた4回転-3回転の連続ジャンプで1本目の着氷が乱れて減点となったが、96.83点と貫録と底力を見せた。

 日本男子勢は平昌五輪の出場枠は「3」。五輪最終選考会となる全日本選手権は優勝者が五輪出場内定となる。クリスマスイブの24日に行われるフリーはさらに熾烈な戦いとなりそうだ。

【SPの主な順位】

1位 宇野昌磨 96.83点
2位 田中刑事 91.34点
3位 無良崇人 85.53点
4位 村上大介 80.99点
5位 友野一希 78.16点
6位 佐藤洸彬 77.98点
7位 須本光希 72.93点
8位 山本草太 72.88点
18位 本田太一 59.75点(THE ANSWER編集部)