紫の衣装で滑る宇野昌磨

写真拡大

 ◇フィギュアスケート全日本選手権第2日・男子SP(2017年12月22日 東京都調布市・武蔵野の森総合スポーツプラザ)

 平昌五輪代表最終選考会を兼ねたフィギュアスケートの全日本選手権第2日は22日、東京都調布市の武蔵野の森総合スポーツプラザで行われ、男子のショートプログラム(SP)で2連覇が懸かる宇野昌磨(20=トヨタ自動車)は96.83点をマークし、首位に立った。14年ソチ五輪金メダリストの羽生結弦(23=ANA)が右足首のケガで欠場する中、優勝者に出場権が与えられる五輪代表入りへ前進した。

 宇野は冒頭の4回転フリップを決めたものの、後半の4回転トーループ―3回転トーループの連続ジャンプで着氷が乱れ、1回転となったが、地力の差をみせつけた。2位の田中刑事(23=倉敷芸術科学大大学院)に5.49点差をつけ、24日のフリーを迎える。

 昨年2位の田中は自己ベストを更新する91.34点で2位、無良崇人(26=洋菓子のヒロタ)は85.53点で3位、村上大介(26=陽進堂)は80.99点で4位につけた。

 羽生は世界ランクや今季のスコアから代表入りは確実で、GPファイナル2位の宇野も代表入りは決定的。事実上、最後の1枠争いが注目される。

 ≪平昌五輪代表の選考基準≫

 男子の代表枠は3。まず全日本選手権の優勝者が代表に決定。2人目は全日本の2、3位、GPファイナルの上位2人から総合的に判断して選出される。3人目は2人目の選考から漏れた選手や、全日本終了時の世界ランク、今季の世界ランク、今季の国際連盟公認スコアのそれぞれ上位3人から総合的に選出される。全日本選手権出場は必須だが、世界選手権3位以内の実績のある選手がケガなどで出場できなかった場合は選考に加える可能性がある。