欧州委員会が先日発表した中国に関する報告書について、中国外交部の華春瑩報道官は「中国とEUの貿易協力関係の大局を守るようEU側に促す。中国側は自らの合法的権益を守るために必要な措置を講じる」と表明した。資料写真。

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欧州委員会が先日発表した中国に関する報告書について、中国外交部の華春瑩報道官は「中国とEUの貿易協力関係の大局を守るようEU側に促す。中国側は自らの合法的権益を守るために必要な措置を講じる」と表明した。

【記者】欧州委員会は20日発表した中国に関する報告で、中国の社会主義市場経済に難癖をつけた。同日、EUのダンピング調査の新たな修正案が正式に発効した。EUは市場の「重大な歪み」との概念を導入し、市場に「重大な歪み」がある場合、第三国または国際的な価格やコストを基にダンピングの有無を判断できることになった。これについてコメントは。

【華報道官】EUの報告書は中国の経済発展についてとやかく言い、巧みに口実を設けて中国に対して差別的で不公正な制限措置を取る一方で、WTOの規則に違反する自らの行為には決して言及していない。こうした「平然たる」ダブルスタンダードのやり方は余りに偽善的だ。世界各国の利益の融合が深まる中、本来互恵・ウィンウィンであるべき協力にゼロサムゲームの思考で対応するのは、自他共に損なうだけだ。

近年、中国経済の発展は歴史的成果を挙げ、歴史的変革を生じ、中国の他の分野の改革と発展に重要な物質的条件を提供しただけでなく、世界経済の安定と発展にも重要な貢献を果たしてきた。中国の特色ある社会主義経済体制が中国の実際に符合し、新時代の中国経済の発展のニーズに適応しており、先行きが明るいことは事実が証明している。

EUのダンピング調査の新たな方法に関する修正案については、すでに商務部報道官が談話を発表した。EUのやり方はWTOの規則に違反し、WTOの反ダンピング法律体系の権威を弱めるということを改めて強調したい。WTOの重要メンバーであるEUは言行を一致させ、裏表なく、国際規則を尊重し、多角的貿易体制の権威を守るべきだ。

中国側はEU側に対して、WTOの規則を厳格に遵守し、国際条約の義務を善意をもって全面的に履行し、貿易救済措置の乱用を避け、中国との貿易協力関係の大局を守るよう促す。中国側は同時に、自らの合法的権益を守るために必要な措置を講じる。(提供/人民網日本語版・編集/NA)