マクドナルドの店舗

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21日放送の「カンブリア宮殿」(テレビ東京系)で、日本マクドナルドHD代表取締役社長兼CEOのサラ・カサノバ氏が、大赤字にもかかわらず、社員の給料を上げた理由を明かした。

2012年から下降を続けた同社の全店売上高は、2015年に349億円の赤字を記録。しかし、そこからV字回復を遂げるようになったのだ。番組では、この復活劇を実現したカサノバ氏の戦略をVTRで追った。

2014年、社長に就任したカサノバ氏の下、同社は「日本人が本当においしいと感じるハンバーガー」を追及。世界共通ではなく、柔らかさを求める日本人向けのバンズを提供、オリジナル包装紙も開発するなどの改革を実施した。

また、カサノバ氏は実際に店舗を回り、客の本音をじかに聞き出すことで、同社を少しでも魅力的にするヒントを見つけ出しているそう。

戦略を紹介したVTR後、カサノバ氏がスタジオに登場し、自身の経営哲学をさらに説明していった。なんでも、最も大切にしているのは「現場との一体感」だという。カサノバ氏は「彼ら(店長)はとても大切な人たち」「できるだけコミュニケーションを取り、『現場』と『経営陣』の距離が離れないようにしている」と力説する。

同社は、かつて「過去最大赤字の中で社員の基本給を上げた」ことがあったという。司会の村上龍氏が、その真意は一体何なのか、と質問をぶつけた。

この問いに対しカサノバ氏は、同社のビジネスが「人」に支えられている以上、「私たちが成功するためには、まず社員たちが満足しなければならない。当然のことですよね」と言い切っていた。

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