宮司を弟が斬殺した富岡八幡宮(東京・江東区)の周辺の商店街が、参拝者の激減で悲鳴を上げている。阿部祐二リポーターが商店街の声を取材し伝えた。

参拝に訪れた男性は「事件は起きたが、それはそれ。お参りの気持ちは変わらない」と話す。しかし、名物の深川めしの「門前茶屋」は「12月の土日はお参りにいらっしゃる方でいつも店も混雑するんですが、今年は全然混まないですね。売り上げは通常の2割減です」

甘味処は「売り上げは普段の3分の1」

「甘味処・由はら」も「売り上げは普段の3分の1程度」で、ふだんの3か月分に相当する正月三が日の売り上げだが、「どうなるかわかりませんが、いつも通り開けています」と心配する。

今年6月(2017年)にオープンしたばかりの天ぷら「ふく庵」は初めての正月を迎え、気張っていたところに冷や水を浴びせられた格好だ。「どうするのと聞かれるんですが、ちょっとでも多くの方に来ていただければ」

神社は現在、権宮司(副宮司)が代理を務めており、年明けには宮司を決めて再出発するという。菊池幸夫(弁護士)は「回復するのには時間がかかりそうですね」と同情する。