いわしめんたいこ(3尾)

写真拡大

明太子、誰でも大好きではないでしょうか。
ついいつもスーパーで買ってしまいますが、食べ比べてみると本当に品質に差がある食品です。もともとのたらこ自体は決して安いものではないのに、なぜこんなに安いのか?という明太子は、食べてみると唐辛子の味と化学調味料の味しかしなかったり形もつぶれていたり生臭かったりします。

今年、お仕事で初めて福岡博多へゆく機会がありました。日本有数のグルメの街です。どうしても最高の明太子が食べたくて地元の人たちにリサーチしました!
その結果、誰一人例外なく「間違いないのは、稚加榮さんです」との結果が出ました。そこで直営の御食事処にて味を確かめ納得。素材がまず素晴らしいです。博多っ子数人に話を伺ううち、ちょっとこのお店は別格なのだなとわかってきました。

なかでも、「いわしめんたいこ」に特に差が出るというのです。いわしの中に明太子がサンドしてある、あれです。
いわしは新鮮なときの味は格別でも、やはり生臭さのある魚。明太子を挟んだものは美味しいながらも食後にはやや口内に生臭さが残るのが難点。ところが稚加榮さんのはそうではないと。

生臭さを解決するには、やはり鮮度が命です。あとは素材の選び方。脂の乗り具合も大事ですね。
稚加榮さんはここがまず信頼できます。次に・・・・私が「好物なはずなのに、東京でいわしめんたいこを買い渋るときの理由」を考えてこの商品と比較してみました。

1、焼くときに網にくっつくし焦げるので焼き魚は全般的に気が乗らない。
→ なんと!専用のくっつかないアルミホイルが同梱されてきて、それに乗せて焼くとのこと。皮を焦がさずこんがりしてくっつかず焼けるなんてすばらしい!

2、明太子部分から水が出てきて魚の身がグズグズしたりちょっとしんなりしてしまうとがっかり。
→ こちらはいわし一本に明太子一本がそのまま挟まれています。すごく贅沢なことです。薄皮に包まれた一本が丸ごとということは、もちろん水っぽくならないし、むしろ噛んだときにプチっと弾けてくるはずだし、なによりも明太子がたっぷり入っています!

3、小骨を取りながらたべるのが面倒。
→ これに対する答えは感動ものですよ。手作業で骨抜きを使って一本一本、小骨を抜いているのだとか! えーーーっ、そんなこと、親にも夫にも子どもにもやってあげたことないですっ。

おみそれしました、食べやすいわけです。私は常々、単に美味しいものではなく、「なんだか理由はわからないけどものすごく美味しい」というものを目指すべきと料理教室で生徒さんたちに話しています。これです、こういう努力と手間が驚愕の食べやすさを生むのです。ここに企業として取り組んでいるとは頭が下がります。

九州人が作った傑作食材、辛くて味が良く食感もすぐれた明太子。
そしてそれをいわしという難しい魚に合わせた一流料亭の味です。
かくしてこの、いわしめんたいこは私の大好物になったというわけです。

商品名:いわしめんたいこ(3尾)

販売:博多料亭 稚加榮

文:お取り寄せの達人:香取薫さん(インド・スパイス料理研究家 有限会社食スタイルスタジオ代表取締役)