ボクシング、IBF・WBA・WBOの世界ヘビー級統一王座決定戦のウラディミール・クリチコ戦に向けた練習に臨むシャノン・ブリッグス(2014年11月12日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ボクシングの元ヘビー級王者で、ドーピング違反による出場停止処分が明けたシャノン・ブリッグス(Shannon Briggs、米国)が21日、2018年に復帰して史上最年長の同階級王者を目指すと表明。現在46歳のブリッグスは声明で「トレーニングに戻れてとてもうれしい。2018年に試合をしたい。この一年間はとてもつらかった。長い道のりで、たくさんの紆余(うよ)曲折があったが、それを乗り越えた今は明るい未来を感じている」とコメントした。

 45歳でヘビー級王者となったジョージ・フォアマン(George Foreman)氏の史上最年長記録を塗り替えることを目標にしているブリッグスだが、その栄光のタイトルを手に入れるための道のりは、長くて険しいものになるとみられる。

 同階級では現在、ともに無敗王者のアンソニー・ジョシュア(Anthony Joshua、英国)とデオンテイ・ワイルダー(Deontay Wilder、米国)が統一王座に向けた注目対決を模索しているほか、こちらも無敗を誇るWBO王者ジョセフ・パーカー(Joseph Parker、ニュージーランド)が最強王者として君臨している。

 通算60勝(53KO)6敗1分けの戦績を誇るブリッグスは今年6月、フレス・オケンド(Fres Oquendo、米国)とのWBAタイトルマッチを予定していたが、ドーピング検査で高レベルのテストステロン(testosterone)が検出されて試合が中止となり、6か月の出場停止処分を受けていた。

 処分が先月で終了したブリッグスは、1997年の試合でフォアマンを倒して誰もが認めるヘビー級ボクサーになったものの、1998年に行われたレノックス・ルイス(Lennox Lewis)とのWBCタイトルマッチでは5回TKO負けを喫した。2006年にはベラルーシのセルゲイ・リャコビッチ(Siarhei Liakhovich)に12回TKO勝ちを収めてWBOのタイトルを獲得したが、2007年の初防衛戦では挑戦者スルタン・イブラジモフ(Sultan Ibragimov、ロシア)に0-3の判定負けを喫してタイトルを失った。

 2010年にビタリ・クリチコ(Vitali Klitschko、ウクライナ)に12回判定負けを喫して以来、ブリッグスは9連勝を記録しており、直近の試合としては英ロンドンで行われた2016年5月のエミリオ・サラテ(Emilio Zarate、アルゼンチン)戦で1回KO勝ちを収めている。
【翻訳編集】AFPBB News