中村蒼主演ドラマ『命売ります』の主題歌を人間椅子が書き下ろし

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中村蒼が主演を務める、BSジャパンの2018年1月クール新ドラマ『命売ります』(毎週土曜21:00〜)の主題歌が、人間椅子がこのドラマのために書き下ろした「命売ります」に決定した。

原作は、三島由紀夫の同名小説。昨年、「隠れた怪作小説発見!」と銘打って重版が進み、30〜50代を中心に26万部という異例の大ヒットを記録し、ベストセラーとなった。作中、自分の人生行く先を悟ってしまった男・山田羽仁男(中村)が始めたのは、“命を売ること”。“命を売る男”と“企みをもつ依頼人たち”との駆け引きは、毎回思わぬ展開へ向かう。人間椅子は、日本文学と和の世界観で独特のロックを追求する楽曲で、三島由紀夫晩年の怪作を21世紀に蘇らせる。

人間椅子の和嶋慎治は、「人間椅子には、文芸作品に着想を得た楽曲が数多くあります。三島由紀夫以前と以後では文学の質が変わった、とはよく言われる例えですが、なるほど好みとはいえ僕らの採り上げる小説群も、ほぼ三島以前のものに限られていたりします。そんな僕らが、三島由紀夫原作のドラマに主題歌をつける。この上もない光栄な話だと思いました」と喜びを語る。

楽曲については、「気をつけたのは、読書感想文のようにならないようにすること。原作の持つ厭世観、一度は捨てたはずの命が惜しくなるところ、あるいは本当には生きていないかもしれない主人公の前半生……それらをどうエッセンスとして表すか。結果的に、不協和音とアップテンポで焦燥感を、リズムチェンジで捨て鉢感を、歌詞の面では命の大切さを問う形でまとめてみました」と明かし、「羽仁男のある種リアリティのない生活は、21 世紀の今こそ共感を呼ぶものかもしれません。放映が今から楽しみです」とコメントを寄せた。