ジョコビッチ、キリオスらが全豪直前の10ポイントタイブレーク方式の大会に参加へ

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「全豪オープン」と並行して、また一つ新たな取り組みが試みられるようだ。ノバク・ジョコビッチ(セルビア)やニック・キリオス(オーストラリア)らが、10ポイントで行うタイブレーク方式「タイブレーク10」で競う大会が行われる見通しだ。

「全豪オープン」の公式サイトによれば、「タイブレーク10」は2015年に提案された、テニスの試合の新しい形式の一つ。ダブルスの試合でファイナルセットの代わりに採用されている「スーパータイブレーク」方式も、10ポイント制のタイブレークだ。以来、スペインのマドリッドやオーストリアのウィーンで大会を開催してきた。

過去には、ドミニク・ティーム(オーストリア)、スタン・ワウリンカ(スイス)、ジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)、グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)、マリア・シャラポワ(ロシア)、シモナ・ハレプ(ルーマニア)らが、「タイブレーク10」で行うトーナメントに参戦してきた。

今回はその中で、賞金の25万ドルとトロフィーをかけて、ジョコビッチ、キリオスのほか6選手らでトーナメントを行う予定だ。

「全豪オープン」のサイトによれば、キリオスは「『タイブレーク10』は自分のゲームスタイルに合ったすばらしい形式だ。観衆も気に入り、ファンにとっては大きな大会の前に、高い質のテニスを見るいい機会になるだろう」と話している。

参戦予定のジョコビッチは現在、ランキングでは12位。言わずと知れた元世界ナンバーワンだ。昨年まで達成できていなかったキャリアグランドスラムを、2016年の「全仏オープン」の優勝によってついに実現した。怪我などの影響で成績も不安定になった時期もあったものの、上位への復帰が期待されている。

一方、キリオスは現在、22歳で、ランキングは21位だ。自身の最高順位は13位となっており、長身から繰り出すビッグサーブとダイナミックなフォームが特徴的だが、ラケットでボールを扱うセンスの鋭さも光る選手。

やる気のないプレーによって出場停止と罰金の処分を受けることもあるが、テニスに専心すれば、爆発的な活躍を見せる可能性も十分にありそうだ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は試合後の握手をするキリオス(左)とジョコビッチ
(Photo by Miguel Tovar/LatinContent/Getty Images)