オリオールズを経て現在はホワイトソックス傘下に所属するメルセデス【写真:Getty Images】

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ドミニカ・ウインターリーグでホワイトソックス所属のメルセデスが豪快3ラン

 ドミニカのウインターリーグで、特大ホームランを放った選手がこれぞ“バット投げ”という大きなリアクションで自らの一撃を祝福。ドミニカリーグ公式ツイッターが「バットフリップだって?」と動画付きで紹介し、注目を集めている。

 豪快な一発に、思わず感情が爆発した。

 現地時間19日に行われたドミニカ・ウインターリーグのティグレス・デル・リセイとギガンテス・デル・シバオの一戦、延長10回表だった。

 ティグレスが2-1とリードした10回表2死一、二塁の場面でMLBシカゴ・ホワイトソックスに所属するヤーミン・メルセデスがバッターボックスに入った。ワンボール、ノーストライクで迎えた2球目、インコース気味に入ってきたボールを鋭く振り抜いた打球はレフトスタンドに向かってどんどん加速。ギガンテスの左翼手も途中で追いかけるのを諦めるほどの猛スピードでスタンドインした。

 ゆっくり一塁方向に歩きながら打球の行方を見つめていたメルセデスは、ボールがフェンスを超えるのを見届けると、ボルテージが最高潮に達した。両手でバットを放り投げ、自身の胸を叩いて咆哮。勝負を決定づける3ランホームランを一塁、三塁コーチと祝福し合いながら、噛みしめるようにゆっくりとダイヤモンドを一周し、ホームへと戻ってきた。

「CUT4」がド迫力のバット投げと歓喜に浸ったダイヤモンド一周に脚光

 ドミニカリーグ公式ツイッターは「バットフリップだって?」と動画付きで紹介。 MLBの動画紹介サイト「Cut4」も、「ホワイトソックスの有望株、ヤーミン・メルセデスは特大HRを放ち、バット投げとともに大興奮」と特集し、「メルセデスは両手で力強くバットを宙に放り投げ、まるで幼児がゴジラを真似るように歩を進め出した。この歓喜ぶりはマグニチュードとして計測されるであろうものだ」と怪獣ゴジラになぞらえて迫力ある光景を伝えた。

 記事によれば、歓喜の瞬間を味わいながらベースを一周した結果、メルセデスが要した時間は34.8秒。これはMLBの解析システム「スタットキャスト」計測の最長記録だったネルソン・クルーズ(シアトル・マリナーズ)が300号ホームランを放った際の33.8秒を上回るものだったという。

 24歳のメルセデスはまだメジャー出場経験がないものの、CUT4も「有望株」と紹介する逸材。来たる新シーズンでは、注目しておくべき選手かもしれない。