「人間をロボットの力と置き換える」のではなく「ロボットで人間の力を拡張」することに主眼を置いた映画に触発された研究者・技術者たちが開発したというパワードスーツ型ロボット「FX-2」のムービーが公開されました。

Giant robot is ridden by human pilot - BBC News

http://www.bbc.com/news/av/technology-42416109/robot-giant-fx-2-is-ridden-by-human-pilots

Giant robot is ridden by human pilot - BBC News

これが「FX-2」。ロボットの頭にあたる部分に人が乗っています。



男性の手には操縦かん。



男性が操縦かんを握ったまま腕を上下させると、FX-2の腕も同じように動きます。ロボットのコントロールは非常に簡単に行えるとのこと。



腕を広げたり……



片手をあげたり。FX-2は操縦者を含め70kgまでの荷物を運ぶことが可能です。



歩行も可能で、前進だけでなく後退も行えていました。





腕だけではなく、手のひらを開いたり握ったり、手のひらの向きを変えたりといった細かい動きもできます。





操縦者が外部に露出しているので、人とコンタクトをダイレクトに取ることができるのもポイント。



FX-2を開発したのは韓国でロボット技術や人工知能の開発を行うRainbw Roboticsという企業。Rainbw Roboticsの研究者であるJun-Ho Oh教授は、「このロボットは肉体的な労力なしに人間をA地点からB地点へと移動させることができます。そのため、体が不自由な人の役に立つはずです。また腕の力が非常に強いので荷物を運ぶことにも使えます。我々は将来的な可能性を持っているものと考えています」と語りました。



開発者たちは記事作成現在、操縦者が落下しないようFX-2の安定性を向上させるのに力を入れているとのこと。産業的に使用されるほか、エンターテイメント目的の使用も視野に入れられており、市場に出す時の価格は100万ドル(約1億1300万円)以下になる予定です。

なお、以下のムービーから2018年平昌オリンピックの聖火リレーで人を乗せて歩いているFX-2の姿を見ることができます。

FX-2 The Giant Human Riding Robot (Torch Relay) - YouTube