【芸能&ニュース】松居一代、船越英一郎に「勝利宣言」した理由

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芸能通日替わりコラム:城下尊之の「ウラから見ると」

12月13日に東京家裁の調停で、夫の船越英一郎さんとの離婚が成立した松居一代さん。15日に高級ホテルで記者会見を開きました。「やりました、離婚が成立しました!」とガッツポーズを連発し「勝利宣言」。「勝った」とはどういうことか、よくわからないなどといろいろ言われていますが……。

結局、松居さんは「焼け太りの人」です。かつてお子さんのアトピー性皮膚炎を完治させると、アトピーに悩む人たちを集めて講演を行い、さらには旅行代理店を巻き込んでアトピー患者や家族の希望者を集めて、中国に行って治療してもらうツアーを開催し、商売にしました。

自宅マンションの上の階が水漏れを起こして天井が抜け落ちるトラブルがあったときは、マスコミに被害をさんざんアピールして、大手建設会社を相手に裁判。復旧させた上でさらに多額の見舞金を得ました。すると、大企業と訴訟で闘う方法について講演を開きました。

掃除用具マツイ棒が売れると、料理グッズを次々に発売。実際はお手伝いさんを雇っていますが、なぜか“家事のプロフェッショナル”というイメージ作りに成功しました。フライパンがいちばんもうかり、単体で、億単位で売り上げがあったとか。マスコミを使って宣伝するのが実にうまいですね。

船越さんとの離婚も、互いに離婚を希望していたのだから「勝った」というのはおかしな話です。婚姻を継続しがたい重大な事由には、暴力行為、不貞行為、生活費を入れないなどがあります。今回、ブログや動画などの“松居劇場”で明かされた証拠は、民事では不貞行為の証拠としてみなされます。同じ部屋に泊まったらそれは浮気。太川陽介さんの妻・藤吉久美子さんも、一緒の部屋で一夜をともにしたので、否定してもアウトです。

「勝った」というのは、要するに、財産分与をしなかったということです。夫に責任があり離婚が成立したとしても、通常は財産分与をします。財産分与とは、結婚後、夫婦でもうけた財産はどちらの名義だろうが関係なく夫婦共同の財産とみなし、離婚時に半分ずつ分けるというもの。松居さんの講演料は1回約100万円、一時は毎週のように飛び回っていたので1ヵ月に数百万の収入があったとみられています。さらにマツイ棒が売れてグッズ開発でもかなりもうけました。財産は少なくとも10億円単位、一部報道では50億円とも100億円と言われています。その半分が船越さんに取られてしまう。松居さんにとってみれば、浮気の慰謝料をもらったところで、財産分与されたら元も子もないのです。しかし、船越さんに財産分与を放棄させ、莫大な財産を守った。これが「勝った」ということです。

これまでの焼け太りの経歴からいうと、ほとぼりがさめたら、離婚を有利に進めるための講演を行うことでしょう。トラブルをカネに代えるノウハウはよくわかっていますから、また相当もうけるでしょうね。

そもそも松居さんに有利に進められたのは、さんざんブログや動画でアピールしてきたから。そして、今回の「勝利宣言」。これだけ「勝ちました」と報じられればインパクトは絶大です。いい宣伝になりました。会見の様子から松居さんの狙いが透けて見えてしまいますね。

芸能リポーター 城下尊之