形容詞を使わない表現力

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メールや文書を記すときに、つい使いがちなのが形容詞です。○○のような、といったものですね。これは、伝わることは伝わるのですが、同時に抽象的な内容もはらんでいます。

どう伝えればいい?

石黒圭の『形容詞を使わない 大人の文章表現力』(日本実業出版社)では、国立国語研究所の教授をつとめる著者による文章表現の本です。形容詞は便利な表現ではありますが、これを使わないようにするには語彙力を増やしていくことが重要だと記されています。形容詞はひとつの言葉のなかで多くの感情を表現できます。「かわいい」「すごい」といったものが代表的ですね。これがビジネスメールに書かれていたら、すこし興ざめしてしまいますよね。「すごいことをやりましょう」と書かれていては幼児的なものを感じてしまいます。そこで本書ではそうした文章を脱却するためのテクニックが記されています。

どうすればいいのか?

本書で取り上げられている内容は、動詞を使ってていねいに書き込む描写方法や、あるいはオノマトペの効果的な使用法、あるいはやんわりとした否定表現はどうすればいいのかといったテクニックが記されています。これを文章の中に盛り込んでゆけば、洗練された文章が書ける
ことでしょう。実例も多く記されていますので、まずはそのまま真似してみるといったことでも十分役立つのではないでしょうか。