アルミホイールはのちのちレアになることも

 ディーラーオプションといえば、大昔から延々と設定され続けているフロアマットやドアバイザー、ナンバープレートフレームなどの超ド定番アイテムと、それらのセットメニューがいまだに健在ぶりを発揮していて驚かされる。

 もういい加減、フロアマットやドアバイザーが不要のクルマが登場してもおかしくないと思うが、販売会社や用品会社の重要な利益源になっていることもあり、電気自動車になろうが全自動運転車になろうが、おそらくこの先も半永久的に設定され続けるだろう。

 そういう見方をすると買うのがバカバカしく思えなくもない。しかし、これらの超ロングセラーアイテムは何10年にもわたり延々と売り続けられているだけあって、やはり外せないモノになっている。

1)フロアマット

 フロアマットひとつとっても、何10年も代わり映えしないように見えて、じつはかなり進化しており、質感やデザインはもちろん、抗菌機能など性能面も地味に向上している。

 とくに上級グレード品は安物のクルマの内装を豪華に仕立てる効果さえあるので、できれば廉価なものよりハイグレード品を選びたい。ミニバン用など床面積の広いタイプでは結構な値段になるが、ディーラーオプションは付ければ付けるほど値引き幅が大きくなるので、アルファード/ヴェルファイアなどのモデルで少しでもゴージャス感を演出したい場合は最上級のハイグレード品を選ぶことをオススメする。車内に乗り込むたびに買ってよかったと実感できるはずだ。

 逆に、小型のミニバンなどで子供が汚しまくるのが前提のような場合は最廉価仕様で十分である。

2)ドアバイザー

 ドアバイザーは、雨の日に少し窓を開けても車内に水が入ってこないようにするためのモノで、主に喫煙者にとっては必須アイテム。

 逆にタバコを吸わない人にとっては「風切り音が大きくなるので不要」と装着するのを避けるのが定番の選び方だったが、最近のドアバイザーは空力性能がしっかり高められているモノが多く、風切り音が著しく大きくなるようなことはかなり減った(音が一切でなくなったわけではない)ので、非喫煙者でもつけたほうが便利だと実感する場面は多い。

3)ナンバープレートフレーム

 ナンバープレートフレームについても、単なる飾りのように見えて、一応ナンバープレートの周囲を保護する機能を果たしているので、やはりないよりはあったほうがナンバープレートの損傷を免れる、あるいは被害を低減する一定の効果は得られる。

 ナンバープレートは破損すれば新品に交換できるものの、手間も費用もかかるので、わずかでも何かに守られているほうが無難といえる。

4)アルミホイール

 これら大昔からのド定番アイテムの他は、基本的に好みで選ぼうということになるが、マニア志向の強い人にオススメしたいのはアルミホイール。かつてのディーラーオプションのアルミはデザインや迫力がイマイチで社外品が選ばれる傾向が強かったが、最近は有名人気ブランドが設定される車種も多くなり、その他のオプションと合わせると結構な値引きをしてもらえるので、うまく選べば用品店などで買うよりお買い得となる場合がある。

 また、ディーラーオプション設定のアルミホイールの中にはアフターマーケットでは入手できないモノも少なくなく、後々になって超レアなアイテムとしてマニアの間で価値が高まることもある。

 アルミホイールは、社外品よりもむしろ純正オプションの方が意外性を発揮できる場合もあることを覚えておきたい。不人気っぽいデザインだと早々にカタログ落ちする可能性が高いので、なおさらレアな存在として地味に自慢できるかも知れないのだ。