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富士通は12月21日、秩父宮ラグビー場で12月24日に行われるジャパンラグビー トップリーグの試合において、NTTドコモ、TBSテレビ、WOWOW、北海道日興通信(NIXUS)と共同で、Mobile Edge Computing(MEC)を活用した大規模なスタジアムイベントにおける新たなコンテンツ配信システムの技術検証を実施する。

MECとは、主に移動通信網において、基地局などに配備したサーバやストレージにデータ処理を行わせることで、コアネットワークの遅延低減や負荷分散を実現するもの。同検証では、TBSとWOWOW、NIXUSが中心となって開発した、イベント会場の複数のライブ映像をモバイル端末などで視聴可能にする映像配信ソフトウェア「Live Multi Viewing」(LMV)を、富士通独自の制御システムなどを搭載したMECシステム上に搭載する。会場内の複数のカメラからMECシステムに送信されるライブ映像を、会場に設置されたWi-Fiアクセスポイントを介して観客のスマートデバイスにリアルタイム配信するシステムの技術的な検証を実施。これにより、観客は様々な角度からのライブ映像や選手情報など、好みのものを視聴することが可能になるという。

また、Software Defined Networking(SDN)を活用するオープンなプラットフォームとして普及が進む、さまざまな機器で構成されるネットワークを自在にコントロールできる「ONOS」を活用したシステムの検証も同時に実施。ネットワーク構成を柔軟に再設定できる富士通のネットワーク管理機能などを追加したONOSを用いて、観客数の増加に合わせたWi-Fiアクセスポイントの増設と、それに伴うネットワーク構成の再設定を迅速に行うことで、観客数に応じた柔軟なネットワークを実現するという検証も行う。