気持ち悪いソフトセクハラ「お疲れちゃ〜ん」って肩もむな!

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<みきーるの女子マインド学>

 ジャーナリストの伊藤詩織さんや、はあちゅうさんをはじめ、自身の受けたセクハラ体験を告白する女性たちが現れています。

「#metoo」を付けて語られるエピソード(※)に、「私も声を上げたい!」と思った女性も多いのではないでしょうか。

「でも、私は彼女たちほどひどい目に遭っていないし、“その程度で?”って言われたらどうしよう?」と悩む方もおられるかもしれません。ですが、たとえ暴言や関係の強要がなくとも、セクハラはセクハラ。

 今回は、女性が悩む“ソフトセクハラ”とその対策について考えてみます。

(※編集部注:「#metoo(私も)」というハッシュタグをつけて、ソーシャルメディアでセクハラ被害について声をあげる動きが、アメリカから始まって世界中に拡大し、いま日本でも急速に大きくなっています。)

◆もはや伝統芸!?ソフトセクハラワースト3

●最悪!エロマッサージ師

「他部署の先輩男性なのですが、フラフラとうちの部にやってきては“おつかれちゃ〜ん! 肩に力入ってるんじゃないのー?”とか言って肩をもんできたり、背中をなでてきたり……。

 自分の部署だと目立つから、わざわざうちまで来るんだと思います。そのセコさもイヤ! この人が来たら、急いでトイレに逃げるようにしています」(会社員・27歳)

●許せない!スケベ占い師

「もう、ほんとベタすぎるんですが、店長が“手相見てあげるよ!”といって女の子の手を触ろうとします。で、戸惑っていると

“あ! なんか変なこと考えてると思ってる? 自意識過剰だよ!”と言われて、拒否れない空気を作られて……。最近では、占い嫌いなんで、と断っています」(飲食店員・22歳)

●卑怯!下心クライアント

「仕事を頼みたいというのでクライアントに会いに行ったら、バーに連れていかれ、“なんだか姿勢が悪いね。オレ、整体詳しいから”とか言いながらベタべタ触られました。

 なかなか仕事の話にならないし、切り上げて帰ろうとしたら“あれ?眠くなった? じゃあ、おねむに行こうか”とか言い出して……。頭にきたので、この人のライバルの話を出してほめちぎったら不機嫌になり、おかげで解放されました」(イラストレーター・30歳)

◆これはおかしい、不快だと思ったら立派なセクハラ

 信じられないかもしれませんが、後輩や部下、仕事相手の女性は“性的なからかいの対象にしていい”と思っている男性って、意外といるのです。

 彼らのソフトセクハラがやっかいなのは、「これはセクハラなの?」と判断しづらいギリギリのことをしてきたり、反抗すると「勘違いしやがって」と言ったり、仕事を干すなどの行為に出ること。

 けれど、これはおかしい、不快だと思ったら立派な(っていうのもナンですが)セクハラです。もし嫌な目に遭ったら、状況を記録したり、音声やメールを保存するなど、しっかり証拠をとっておきましょう。

 そして、信頼できる人に相談したり、情報を共有することも大切です。

◆つらいときはひとりで抱えこまず、声を出して

 胸くそ悪い男性の話ばかりになってしまったので、最後にちょっと救われる話を。

 友人の会社には、立場を利用して面接に来た女性に嫌がらせをしたり、部下や派遣の女性に言い寄るクズ男がいたそうです。これを知った男の上司は大激怒。

 この上司は優秀な人で、すでに他社への転職が決まっていましたが、「あいつをクビにするのが、俺の最後の仕事だ!」と、女性たちにヒアリングし、動かぬ証拠を集め、くだんのクズを解雇してくれたのだとか。職場を健全な空気に戻してから去るなんて、やるぅ!

 世の中には、セクハラ野郎もいれば紳士もいます。

 つらいときはひとりで抱えこまず、声を出していきたいですね。

<TEXT/みきーる>
【みきーる】著書に『ジャニ活を100倍楽しむ本!』『「戦力外女子」の生きる道』他。Twitterアカウント:@mikiru。公式ブログ『ジャニヲタ刑事!』