“大逆転劇”で話題の『オール・ザ・マネー・イン・ザ・ワールド(原題)』、ワールドプレミアにリドリー・スコット監督ら登壇

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 【第75回ゴールデングローブ賞】で3部門(監督賞、助演男優賞、主演女優賞)にノミネートされた『オール・ザ・マネー・イン・ザ・ワールド(原題)』が現地時間12月18日に米ビバリーヒルズにて開催され、リドリー・ スコット監督やキャストのミシェル・ウィリアムズ、クリストファー・プラマー、マーク・ウォールバーグらが登壇した。

 本作は、ハリウッドの大プロデューサー、ハーベイ・ワインスタインのセクハラ告発に端を発した一連の騒動から派生し、12月22日の全米公開を目前にしてキャストに名前を連ねていたケビン・スペイシーの降板劇が発生。そんな中急きょ代役にクリストファー・プラマーが抜擢され、短期間での再撮影を敢行し予定通り全米公開することが発表された。そんな話題作とあって、米ロサンゼルス・ビバリーヒルズのサミュエル・ゴールドウィン・シアターにて行われたワールドプレミアには、寒空の会場に鮮やかなレッドカーペットが敷かれる中、多くのファンやメディアが詰めかけた。

 プレミア上映前、監督や主要キャストらがカーペットに登場。再撮影について聞かれたリドリー監督は「即決した。いい流れが来ていたので留まりたくなかった」と強い意志を持って本作を完成させたことを話した。ブラックカーペットに映えるルイ・ヴィトンの真紅のドレスで登場したミシェルは、リドリー監督に対して「一緒に仕事ができることに最大の魅力を感じ、イエスと即答した」と語り、リドリー・スコットの求心力の強さをアピールした。

 そして、今回、急きょとなる代役で大富豪・ゲティを見事に演じきったプラマーはゴールデングローブ賞へのノミネートに対して「撮影した直後だったので少し驚いたが、嬉しいよ」と笑顔でコメント。自身が演じたジャン・ポール・ゲティについて、「単純に白、黒ではなく、様々な色を持った役。演じるのは非常に面白いことだと思った」と語った。

 その後、1,000人以上のファンが集まった上映会場のスクリーンには「本作に関わった800人以上のキャスト、スタッフ全員の尽力なしにこのプレミアは実現しえなかった」という文字と本作に携わったキャスト、スタッフ等関係者全員の名前が映し出された。そのスクリーンをバックにリドリー監督から謝辞が述べられ、観客からは惜しみないスタンディングオベーションが巻き起こった。なお、『オール・ザ・マネー・イン・ザ・ワールド(原題)』の日本公開は、2018年初夏の公開予定。

 
◎公開情報
『オール・ザ・マネー・イン・ザ・ワールド(原題)』
監督:リドリー・スコット
脚本:デビッド・スカルパ
原作:ジョン・パーソン“Painfully Rich: The outrageous Fortunes and Misfortunes of the Heirs of J.Paul Getty”
出演:ミシェル・ウィリアムズ、クリストファー・プラマー、ロマン・デュリス、チャーリー・プラマー、マーク・ウォールバーグ
配給:KADOKAWA
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