21日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトは、「中国・丹東の北朝鮮旅行禁止令は厳格に守られていなかった」と指摘するロイターの記事を取り上げた。写真は平壌。

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2017年12月21日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトは、「中国・丹東の北朝鮮旅行禁止令は厳格に守られていなかった」と指摘するロイターの記事を取り上げた。丹東は、北朝鮮との国境がある中国遼寧省の街だ。

記事によると、市内の旅行会社はトランプ米大統領の先月の中国訪問時に地元観光当局から北朝鮮の首都・平壌への旅行をしばらく取り止めるよう指示されたが、2人の人物から「先週金曜日に40人規模の団体ツアーが丹東から平壌に向かった」との情報が寄せられたという。

記事は「禁止令が厳格に守られていないことを示す」と指摘し、北京の旅行会社関係者が「北朝鮮のビザは行き先を制限するものではない。新義州(鴨緑江を挟んで丹東と向かい合う北朝鮮の街)から入国した後、そのまま平壌まで旅を続けても構わない」と禁止令には抜け道があるとの見方を示したことを説明。記事は北朝鮮旅行を扱う旅行会社のほとんどが同市にあることや、北朝鮮に対する制裁が中朝貿易の拠点である同市経済に大きな打撃を与えていることなども伝えている。(翻訳・編集/野谷)