インターネットテレビ局「AbemaTV」を運営する株式会社AbemaTVの第3期(2017年9月期)の決算公告が官報に掲載され、最終損益が191億円の赤字だったことが明らかになった。

サイバーエージェントとテレビ朝日の共同出資で設立されたAbemaTV。有料のサービスも存在しているが、基本的には一般的なテレビのように、リアルタイムでネット配信されている番組を無料で視聴することができる。

サイバーエージェントの藤田晋社長は2017年9月期(2016年10月〜2017年9月)を投資の時期と位置づけており、200億円を投入すると過去に発言していた。今回の決算はまさにその言葉の通りの数字だったといえる。

2017年9月期の1年間では、『藤井聡太四段 炎の七番勝負』(4月)、『亀田興毅に勝ったら1000万』(5月)などのオリジナル番組を配信。さらに、2018年9月期になるが、今年11月には元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が出演した『72時間ホンネテレビ』も配信され、話題となることも多かったAbemaTV。確実にネット上での存在感は大きくなってきているものの、191億円の赤字という数字はやはりインパクトが大きい。Twitterでは、

“Abemaは流石に赤字が大きすぎる感じがするなぁ。 まあ投資中ってのは解るんだけど、採算ラインに載せられるのか?これ。”
“まだ認知度あげてる段階だろうけどこれ大丈夫なんだろうか”
“これは酷いなぁ、どうやって黒字化するつもりなんだろ Abemaは、地上波が嫌いな人に劣化地上波を見せてる感じなんだよな。。”

と、投資して認知度を上げる段階であることは理解しつつも、大きすぎる赤字額を懸念するネットユーザーが続出。ここからの黒字化は難しいだろうとの意見が多いようだ。しかし、

“Abemaは身を切った先行投資だが成功するのかな? 成功してもらわないとなーデレステで遊んでるし、Abema見るしとてもお世話になってるから終わったら困る”
“abema赤字らしいけどなくなると困る 麻雀が見れない”
“CMっても番宣ばかりでは収益の殆どをユーザーに委ねてるようなもの。ホント欲がないよね。しかも画質いいし、ストレスフリー。”

と、AbemaTVのサービスを実際に利用しているユーザーらを筆頭に支持する層も存在しており、認知度がアップしていることは間違いなさそうだ。

この年末年始には、『朝青龍を押し出したら1000万円』(2017年12月31日)、『AbemaTV新春ボクシング祭り!亀田一家人生を賭けた3大勝負』(2018年1月1日)という、2つの大型番組を配信予定。果たして、さらなるユーザー獲得に成功し、赤字解消へと近づけるのだろうか?
(大塚ナギサ)

■関連リンク
・AbemaTV(アベマTV) | 無料で楽しめるインターネットテレビ局
https://abema.tv/
・Cygamesは黒字133億円、AbemaTVは赤字191億円 サイバーエージェント子会社決算まとめ - ITmedia NEWS
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1712/18/news069.html
・「Abema 赤字」での検索結果 - Yahoo!検索(リアルタイム)
https://search.yahoo.co.jp/realtime/search?p=Abema+%E8%B5%A4%E5%AD%97