先日、千葉県市川市を流れる江戸川で、カキの殻が大量に放置されているのが見つかったことが大きく報じられた。関係者によれば、主に中国人が食用目的でカキを採集し、身だけを持ち帰るのだという。中国メディア・今日頭条は19日、キューバで今年の春にカニが大量発生して街を埋め尽くした際、現地政府が「中国人がやって来ても役に立たないだろう」と語ったことを紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 先日、千葉県市川市を流れる江戸川で、カキの殻が大量に放置されているのが見つかったことが大きく報じられた。関係者によれば、主に中国人が食用目的でカキを採集し、身だけを持ち帰るのだという。中国メディア・今日頭条は19日、キューバで今年の春にカニが大量発生して街を埋め尽くした際、現地政府が「中国人がやって来ても役に立たないだろう」と語ったことを紹介する記事を掲載した。

 記事は「キューバのピッグス湾では毎年、春に入って初めての雨が降ると、カニたちが産卵のために湿った森林から海辺へと移動する。カニの大群がユッサユッサと道路を横断するのだ。中には家屋の壁をよじ登って進むカニもいる。現地の市民はカニに毒があるのではないかと心配して、食べようとしない」と紹介した。

 そして、実際にカニの大群が街を埋め尽くすように出現し、移動する写真を複数掲載したうえで「まるで街全体がカニに占領されてしまったよう。密集恐怖症の人には耐えられない光景。自動車が通ると、バリバリとカニの殻が潰れる音が響くのだ」と説明。また、現地の政府関係者が「カニはサイズが小さく、対して肉も入っていないので、食いしん坊の中国人たちがやって来ても、きっと興味を示さないだろう」と語ったことを伝えている。

 記事を読んだ中国のネットユーザーからは、不満の声が噴出した。それは「中国人=食べられそうなものがあれば群がる」というステレオタイプ的なイメージに対する抗議ではなく、逆に「中国人を見くびってくれては困る」といった類の不満だ。

 「中国人を呼んでみろ、3カ月後には絶滅危惧種になるから」、「われわれは毒を薬に変えられるのだぞ」、「食べられるものは食材に、食べられないものは薬材に、薬にもならないものは建材になる」、「毒さえなければ、われわれ福建人は100通りの食べ方を知っている」などのコメントが寄せられた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)