20日、韓国の排他的経済水域に入った中国漁船が韓国海洋警察から発砲された問題に関し、中国外交部の華春瑩報道官は「重く受け止めている」との考えを示した。写真は中国漁船。

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2017年12月20日、韓国の排他的経済水域(EEZ)に入った中国漁船が韓国海洋警察から発砲された問題に関し、中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は「重く受け止めている」との考えを示した。

同日付の観察者網によると、韓国・聯合ニュースは黄海地方海洋警察庁の発表として、19日午前、中国漁船40隻余りが全羅南道新安郡の紅島の西側海域に入り、海洋警察が中国漁船に向けて約200発発砲したことを報じた。

中国漁船は警告を無視してEEZに入り、うち6隻は警備艇に接近した際に警告射撃を受けたが退去せず、海洋警察は警備艇4隻から機関銃などを使って発砲。その後立ち去った中国漁船の被害状況は不明という。観察者網によると、韓国側は「中国漁船は天候の悪化に乗じて『越境』し、違法操業を試みた」ことを理由にしているとのことだ。

華報道官は20日の定例記者会見で「韓国側の報道を見たばかりだ。この件について『深い関心』を表明する。中国はこれまで関連海域における漁業の秩序を維持するための措置を積極的に講じてきた」と語り、韓国側に適切な対応を要求。人身に危害が及ぶような過激な手段は取るべきではないと表明した。(翻訳・編集/野谷)