19日、英キングス・カレッジ・ロンドンの中国問題専門家、ケリー・ブラウン氏はこのほど、2017年に「世界で最も幸運な人物」として中国の習近平国家主席を挙げ、その三つの理由を指摘している。資料写真。

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2017年12月19日、仏RFIの中国語版サイトによると、英キングス・カレッジ・ロンドンの中国問題専門家、ケリー・ブラウン氏はこのほど、アジア太平洋地域の国際問題を主に論じるオンライン雑誌「ザ・ディプロマット」に寄稿し、2017年に「世界で最も幸運な人物」として中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席を挙げ、その三つの理由を指摘している。

習氏が幸運な一つ目の理由として、ブラウン氏は「中国の発展がクライマックスに達していること」を挙げている。「毛沢東の指導下で統一が達成され、トウ小平、江沢民、胡錦濤と続く経済成長と富の創造の時代を経て、習近平に残されたのは、現代の歴史の中で最も豊かで強く、影響力の大きい国だ」と論じた。

二つ目に挙げたのが「米国が、国家の信頼性と政治的影響力を日々低下させる大統領を選んだこと」だ。ブラウン氏は「自由貿易協定や環境保護、多国間外交に対するトランプ氏の態度は、数年前には想像もできないほどの影響力を中国にもたらした」と指摘している。

三つ目の幸運な点は「身辺に強力な政治的ライバルがいないこと」だ。「毛沢東の生涯は、実在のそして想像上のライバルとの闘争に明け暮れた。トウ小平は陳雲のようなライバルとの闘争に勝利し、急速な市場化を成し遂げた。江沢民はトウ小平が、胡錦濤は江沢民が残した影響に対処しなければならなかった」とし、「これら三つの大きな幸運が、習近平の比類ない地位と権力の源泉となっている」と論じている。(翻訳・編集/柳川)