20日、中国の女性がこのほど前後して購入した2台のiPhone Xが、女性の顔だけでなく同僚も認識してロックを解除するとして話題になっている。ネット上には「アップルが白人以外を人種差別している」と疑う声も出ているという。写真はiPhone X。

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2017年12月20日、米アップルの最新スマートフォン「iPhone X」の目玉の一つは、何と言っても顔認証機能の「Face ID」だが、中国・南京市の女性がこのほど前後して購入した2台のiPhone Xが、女性の顔だけでなく同僚も認識してロックを解除するとして話題になっている。米華字メディアの多維新聞によると、ネット上には「アップルが白人以外を人種差別している」と疑う声も出ているという。

報道によると、南京市の女性、顔(イェン)さんはFace IDの不具合を発見しアップルサポートに電話した。だが信じてもらえなかったため、同僚と店舗に出向き不具合を実証した。アップル側から「内蔵カメラの問題」と説明されたため、返品手続きを行い、新しいiPhone Xを購入。だが2台目でも同様の不具合が起き返品した。店員からは「内蔵カメラではなくソフトウェアの問題」と説明されたという。顔さんが3台目を購入したかについては伝えられていない。

記事によると、この不具合について、ツイッターには「Face IDの設計者は認証テストを白人の顔だけで行ったのではないか」「(中国人だけでなく、白人以外の)他の人種でも起きるかもしれない」などと批判的な声が出ているという。

記事は、「かつての顔認識ソフトは白人以外を識別する際に不具合が多く報告されていた。だがアップルは、無作為に選ばれた他人がiPhone Xを見て、Face IDで本体のロックを解除できてしまう確率はわずか100万分の1と自信を示していた」と伝えている。(翻訳・編集/柳川)