「ベンゲルに見出された男」とFIFA公式が浅野を紹介 「ハリルにとっての武器」

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本大会メンバー23人枠入りを目指す 「W杯で歴史を作りたい」

 バヒド・ハリルホジッチ監督率いる日本代表は、E-1選手権の韓国との最終戦に1-4と大敗したことによって、国内組の選手に厳しい評価が下る結末となった。

 自ずと海外組への期待が高まるところだが、FIFA公式サイトで「アーセン・ベンゲルに見出された男」として、シュツットガルトのFW浅野拓磨がインタビューに応じている。

「野心はタクマ・アサノが欠かさないものだ」との書き出しで紹介される浅野については、23歳で国際Aマッチ12試合出場だが、ロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のオーストラリア戦で殊勲の先制ゴールを決めたことについて触れ、来年のロシアW杯の23人枠に入ることが目標だと紹介。「自分の年齢や経験と関係なく、自分がやれることは勝利のために全力を尽くすこと。特にW杯で歴史を作りたい」と意欲を語っている。

 まだ世界的な知名度は高くない浅野だが、FIFAは「ハリルホジッチ監督にとっての武器、お気に入り」として記載。171センチの身長ながらフットボールを知っているとして、浅野自身が語った「自分自身のストロングポイントはボールを持った時、オフ・ザ・ボール時の動き、それと同じくスピードにあります」と、自慢の俊足をアピールしている。

 その潜在能力を買っているのは、プレミアの名門アーセナルを20年以上にわたって率いるベンゲル監督であることも明記。「現在はシュツットガルトにレンタル移籍させているものの、ベンゲルも強い印象を受けている」と名将のお眼鏡に適った逸材であるとした。

「1対1のデュエルも強くなった」

 ドイツでの2シーズン目を迎えた浅野は、「自分自身、シュツットガルトに移ってから1対1のデュエルも強くなったし、ディフェンスの面でも成長していると思う。このスキルと経験を日本のためにより生かしたい」と、代表定着への意気込みも強くしている。

 浅野はロシアでの戦いはカウンター攻撃が生命線となりそうななかで、「ゴールしてチームを勝利に導きたい」とも語っている。その野心をブンデス、代表の舞台で実現することで、日本では代名詞となった“ジャガー”の愛称を世界的に知らしめることはできるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images