エルメスの代名詞といえる存在であるバーキンやケリーの価値が、ここ数年、局地的バブルかのように高騰し続けている。

数年待ちが当たり前とか、150万のバーキンが250万で売れるとか、裏口の入手リストがあるとか。都市伝説のようにまことしやかに囁かれる噂...

なぜ女性たちは、バーキンに惹かれるのか?

現代の女性たちの間で、バーキンを持つ意味について、東京カレンダーでは、4人の女性たちに話を聞いた。

そこからは、もはやファッションアイテムを超えた驚くべき世界と価値観が見えてきた...

「バーキンの秘密」一挙に全話おさらい!



第1話:この世で一番偉いのは、バーキンを売るエルメスの店員?150万のバッグに女が熱狂するワケ

バッグひとつに法外な金額であるような気もするが、外資系コンサルタントとして大金を稼ぐ彼女には潤沢な経済力もあるだろう。そこまで欲しかったら、難しい話でもない気がする。

しかし、話を聞いていくうちに、バーキンを求めることは即ち、世の中に蔓延る複雑な序列関係に直面することでもあるようだ。

ユリアさんの、おっとりした雰囲気に似合わないような、バーキンへの並々ならない執着と愛情、そして、ファーストバーキンを手に入れるまでの壮絶(?)な過程をぽつりぽつりと語ってくれた。

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第2話:ママが私にくれたのは19歳のとき。エルメス店員も驚いた、慶応幼稚舎卒女性が持つバッグ

亜沙子さんは、幼稚舎出身で生粋の慶応ガールだ。大学では「JJ」などの赤文字系の紙面を飾った読者モデルで、その抜群のスタイルとファッションセンスはキャンパスでも垢抜けていて人目を惹いていた。

現在は、恵比寿にある自宅を開放し、フラワーアレンジメントのサロンのオーナーをつとめている。

「母親からは、小さな頃から時計やバックはちゃんとしたものを身につけなさいと言われてきました。エルメスのバック使用許可が出たのは大学生の時でした。母親から、勉強しっかりするならば、という条件付きで(笑)バーキンに教科書を詰めて、大学に通っていました。」

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第3話:誰が見てもわかる恥ずかしさ。「いらない」と宣言するために、バーキンを持つ必要がある

「こんなこというと感じ悪いと思うんですけど、正直、全然つかってないんです。バーキンもケリーもあまりにも、ぱっと見でわかるでしょう?アイデンティティーが強すぎるというか...高校生の頃に流行った某ブランドのモノグラムどーん!的な恥ずかしさがあります。」

今までエルメスへのポジティブな感情の女性ばかりだったため、若干面を食らう編集部が「じゃあ、なぜ...」と喉元まで出かかった言葉を察するように、ミナミさんはバーキンについて語った。

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第4話:「本当のお金持ちはバーキンを買わない」名士に嫁いだ美女が、義母から叩き込まれた知恵

173cmという高身長のスタイルから伸びる手足は、同じ人間とは思えないくらい長く細い。佐々木希さんのような控えめながら整った小さな顔は、10分見つめたとしても粗の一つも見つけられそうにない。

ミスユニバース候補者として最終選考にまで残ったという経歴を聞いて、大いに頷ける。ここに派手なメイクを施せば、ステージ上でどんな光を放つのかと思うとゾクゾクしてしまう。それほどの美女が、今回話を聞いた元・モデルの華さんだ。

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