両足切断のレーシング・ドライバー、アレッサンドロ・ザナルディが2019年デイトナ24時間レースにBMWで参戦!
BMWは、元CARTチャンピオンで元F1ドライバー、そしてハンドサイクル競技のパラリンピック金メダリストであるアレッサンドロ・ザナルディが、BMW「M8 GTE」で2019年のデイトナ24時間レースに参戦すると発表した。ザナルディは1996〜1998年にCARTに参戦して2年連続チャンピオンに輝いたが、F1再挑戦と1年の休養を経てCARTに再参戦した2001年、ドイツのユーロスピードウェイ・ラウジッツで悲劇的な事故に見舞われて両足を切断。レース人生の中断を余儀なくされた。ザナルディは来年1年をかけて、2019年のデイトナ参戦に向けた準備を行うという。
「イェンス・マルクヴァルト(BMWモータースポーツのディレクター)とアレッサンドロ・ザナルディは、アレッサンドロが2019年デイトナ24時間レースに改造されたBMW M8 GTEで参戦することを発表! 彼は間もなく、新しいブレーキング・システムの開発など、デイトナ参戦に向けて始動します」

ザナルディがBMWを駆るのはこれが初めてではない。彼は事故後もレースカーのシートから長く離れることはなかったのだ。2005〜2009年の5シーズンにわたってFIA世界ツーリングカー選手権(WTCC)でBMW「3シリーズ」をドライブし、通算4勝を挙げている。2014年にはブランパンGTスプリント・シリーズにBMW「Z4 GT3」で参戦した。また、モータースポーツ以外でも大きな成功を収めており、2012年と2016年のパラリンピックではハンドサイクル競技で合計4個の金メダルを獲得している。

ザナルディはデイトナ参戦準備の一環として、M8 GTEの新しいブレーキング・システムの開発に携わるという。2018年はこの新型車がレースに出場する最初のシーズンとなるから、ル・マン24時間レースなどの実戦を通じて、一年の多くが車両の開発と調整に費やされることになるだろう。

By REESE COUNTS
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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