20日、韓国メディアによると、韓国国内で「文在寅大統領が中国で屈辱的な扱いを受けた」との声が高まっていることに対して、中国の東華大学に勤務するウ・スグン韓国人教授が反論した。写真は文大統領を迎える中国の様子。

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2017年12月20日、韓国・MBNによると、韓国国内で「文在寅(ムン・ジェイン)大統領が中国で屈辱的な扱いを受けた」との声が高まっていることに対して、中国の東華大学に勤務するウ・スグン韓国人教授が反論した。

ウ教授は19日、韓国のニュース番組に出演し、文大統領の初の中国訪問について「首脳の訪問には段階があるが、中国は最も格が高い国賓訪問とした。それぐらい中国は韓国との気まずい関係を早く改善しようと努力した」と説明し、「“文在寅冷遇論”と煽り立てる韓国メディアが韓中関係を台無しにしている」と主張。さらに「中国が冷遇しているなら、韓国は訪問すらできていない」とし、「日本の安倍首相は5年目にしてまだ訪中が実現していない」と指摘した。

また、一部で文大統領の中国滞在中の10回の食事のうち、中国指導部との会食が設定されたのは2回のみという「一人飯」論争が広がっていることについても、「高高度防衛ミサイル(THAAD)問題により中国国民の韓国に対する感情が良くない中で何度も食事を共にすることはできない」と指摘。その上で、文大統領が中国の大衆食堂で食事したことを「素晴らしい」と高評価し、「中国の権力者はしないこと、つまり中国国民が好感を持ちそうなことを計画し、実行したということだ」と説明した。

これについて、韓国のネットユーザーからは「教授の言葉に共感する。だからメディアは信用できない」「韓国メディアはなぜ自国の外交成果を否定しようとする?」「長い間中国で生活し、毎日のように中国のメディアや官僚に接している人が『冷遇論は間違っている』と主張しているのに、韓国のメディアは何を根拠に冷遇されたと報じているのか」など「冷遇論」を報じた韓国メディアに対する批判的な声が多く寄せられている。

また「冷遇でも厚遇でも、今回の訪中の目的である朴槿恵(パク・クネ前大統領)の尻拭いができたのならそれでいい」と主張する声も。

一方で「安倍首相が行けていない場所に行ったから冷遇ではない?理由になっていないよ」と指摘する声や、「中国の大学教授の言葉に信ぴょう性はあるのだろうか?やっぱり今回の訪中は失敗だったと思う」「1人で食事する国賓訪問なんて聞いたことがない。どう考えても屈辱的」と主張する声もみられた。(翻訳・編集/堂本)