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説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『「True Tone」って何ですか?』という質問に答えます。

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iPhoneにおいて「True Tone(トゥルー・トーン)」は、2つの意味を持ちます。どちらも色合いの調整に関する機能ですが、片方は状況に応じて最適な色合いで表示しようとするディスプレイ関連の、もう片方は自然な色合いで写真撮影するカメラ・フラッシュ関連の機能を持ちます。

ディスプレイで用いられるTrue Toneは、Apple製品としては2016年春発売のiPad Proで初めて採用され、2017年にはiPhone 8/8 Plus、iPhone Xにも採用されました。ディスプレイの色は、周囲の光の色によって見えかたが変化しますが(ホワイトバランスの崩れ)、4基のフルスペクトルセンサーにより光を感知/分析し、ふだん人間が感じる色に近づけます。

具体的には、電球のような暖色系の照明(色温度が高い)では画面が黄色味がかり、蛍光灯のような寒色系の照明(色温度が低い)では画像が青みがかるものですが、これを白く見えるよう調整するというわけです。この機能のオン/オフには、『設定』→「画面表示と明るさ」画面にある「True Tone」スイッチ、またはコントロールセンターから太陽ボタンを長押しすると現れる「True Tone」ボタンを利用します。

もうひとつのカメラ・フラッシュのTrue Toneは、手前の被写体を照らしつつ背景を低速シャッターで適正に露出できる機能を備えています。一般的なフラッシュの場合、薄暗い場所で撮影すると青白く反射するため不自然な印象になりますが、True Toneフラッシュでは肉眼で見たときと近い印象になります。

iPhone 8/8 PlusとiPhone Xに搭載されている「クアッドLED True Toneフラッシュ」は、それ以前のTrue Toneフラッシュと基本的な考えかたは同じですが、シャッタースピードを低速にしてストロボ発光時間を短くすることにより、手前の被写体を照らしつつ背景を適正露出でとらえることを可能にしています。