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国土交通省は12月19日、タクシーの事前確定運賃の実証実験結果を発表した。調査期間は2017年8月7日〜2017年10月6日、対象地域は東京23区、武蔵野市、三鷹市、対象車両数は4,648車両(日本交通グループ、国際自動車グループ、大和自動車交通グループ、第一交通産業グループ)。

○事前確定運賃とメーター運賃の乖離率は約0.6%

実証実験は、事前確定運賃により、「渋滞や回り道等により運賃が高くなるかもしれない」といった運賃に関する不安をなくし、タクシーを使いやすくするために行われたもの。配車アプリを通して乗車地と降車地を入力し、事前予約・配車依頼することで、事前に確定した運賃でタクシーを利用できるという仕組みで実施された。

その結果、事前確定運賃の利用回数は7,879回、事前に入力した乗降車地から予測して確定した事前確定運賃の総額とメーター運賃の総額の乖離率は約0.6%で、運賃はおおむね適切に予測されていた。

アンケート調査によると、利用者の67%が「また利用したい」と回答。

利用したい理由は「値段が決まっていて安心であること」(41%)が最も多かった。

また従来タクシーをほとんど利用しなかった、あるいは月に1〜2回程度の利用者が多く利用しており(全体の約3割、20代は全体の約5割)、その中で実証実験期間中、4回以上配車アプリを通して利用した人は29%(20代は34%)を占めた。

同省は、2017年度中に詳細な分析を行い、それを踏まえて本格導入を目指した制度設計を行う見通しだ。なお、2018年1月からは、東京都内で相乗りタクシーの実証実験を予定している。