19日、日本を訪問している韓国の康京和外相が、2015年12月の日韓慰安婦合意をめぐり、河野太郎外相と菅義偉官房長官から立て続けに太いくぎを刺されたという。資料写真。

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2017年12月19日、米華字メディアの多維新聞は、日本を訪問している韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相が、15年12月の日韓慰安婦合意をめぐり、河野太郎外相と菅義偉官房長官から立て続けに太いくぎを刺されたと伝えている。

日本メディアによると、河野外相と康外相は19日、東京都内の飯倉公館で会談した。慰安婦問題の「最終的かつ不可逆的な解決」を盛り込んだ日韓慰安婦合意について、河野外相は「着実に実施されることが重要だ」と述べ、完全な履行を強く求めた。これに対し、康外相は韓国で進めている日韓合意の検証作業の状況を説明し理解を求めたという。韓国側は、検証結果を年内に発表する予定で、交渉過程に「問題があった」と指摘するとみられ、両国が再び対立することも予想される。

韓国・聯合ニュースによると、韓国外交部の当局者は、日韓慰安婦合意の交渉過程や合意内容を検証する同部の作業部会の報告書が27日に発表されると明らかにした。報告書には交渉過程で元慰安婦の意見が十分に反映されなかったことや、合意の一部文言に関する問題などを指摘する内容が含まれる可能性が高いという。韓国側は報告書の結果だけでなく、国内外のさまざまな要素を総合して結論を出す可能性が高く、韓国政府の立場表明は来年2月の平昌冬季五輪以降になるとの見方も出ている。

日本メディアによると、菅官房長官は19日午前の記者会見で、日韓外相会談が行われるのを前に、日韓慰安婦合意について「最終的、不可逆的な合意だ。韓国側に対し、粘り強く合意の着実な実施を求める」と強調した。(翻訳・編集/柳川)