全日本選手権公式練習に参加した本田真凜(手前)と宮原知子(撮影・小海途 良幹)

写真拡大

 本田真凜(16=関大高)が大逆転で五輪切符をつかむ。フィギュアスケートの全日本選手権(東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ)の開幕を21日に控え、20日に会場で30分間の公式練習に参加。「自分のため、家族のため、応援してくれる人のために頑張りたい」と気合を入れた。

 平昌五輪の日本女子の枠は2で、全日本の優勝者は代表に決定。2人目は全日本2、3位やGPファイナル出場上位2人(宮原知子、樋口新葉)、世界ランク上位3人(宮原、本郷理華、樋口)、今季世界ランク上位3人(樋口、坂本花織、宮原)、国際連盟公認大会での今季自己ベスト上位3人(樋口、宮原、坂本)の中から総合的に選考されるが、本田は現時点で選考の対象外。今大会で表彰台は必須だが、今季のここまでの戦いを見ると優勝しか道は残されていない状況だ。

 5位に終わった11月の中国杯の後はジャンプを中心に練習し、スピンに割く時間も増やしてきた。ショートプログラム(SP)の衣装も中国杯の後に自らデザイン。前日(19日)に届いたばかりのという紫の新衣装を、この日の公式練習でお披露目した。「自分でデザインして生地とかも選んだ。背中にさりげなく金の鳥がいる。羽ばたけるように頑張ります」と21日のSPに力を込める。

 4年前、ソチ五輪代表選考会の全日本選手権は、会場のさいたまスーパーアリーナで観戦していた。「次の平昌は自分も争いに加わっていたい」と思いながら。あれから4年。「長いようであっという間だった。この舞台に立つからには、五輪を目指していきたい」。16歳が、全力で夢を追う。