「渋谷ブリッジ」渋谷・代官山間に開業 - ホテルやカフェ&レストラン、保育所を備える複合施設

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東京・渋谷の新複合施設「渋谷ブリッジ(SHIBUYA BRIDGE)」が2018年9月13日(木)より順次営業を開始する。

渋谷と代官山の“橋渡し”を担う新複合施設

渋谷再開発プロジェクトの一つであり、「渋谷代官山Rプロジェクト」として開発が進められている「渋谷ブリッジ」。開業場所は、渋谷から代官山方面へと向かう通りの、「渋谷ストリーム」からつながる渋谷川沿い遊歩道の先。東横線の地下化によってできた2つの旧線路跡地に、A棟とB棟2つの建物が建設される。

A棟 - 保育所型認定こども園が開園

「渋谷ブリッジ」のA棟には、待機児童問題に対処する保育所型認定こども園「渋谷東しぜんの国こども園 small alley」が開園。短時間保育への取り組みや子育て支援スペースなどの機能も備えている。なお、同施設の開園は10月1日(月)を予定。

B棟 - ホテルやオフィス、カフェなど

一方のB棟には、カフェ・ラウンジを併設し、ドミトリーから個室まで様々なタイプの部屋を備えたホテル「マスタードホテル(MUSTARD HOTEL)」や、入居者が自由に空間を創ることができる仕様のオフィス、 その他店舗やカフェなどが出店する。

“アートで進化するホテル”「マスタードホテル」

マスタードホテルには、2階から6階までにわたって、ドミトリーや5〜6人対応可能なの個室まで様々なタイプの客室を用意。客室はいずれも、無機的な白を基調としたミニマルなインテリアに、木のもつ温もりがふわりと加わったモダンな雰囲気が漂っている。

ただ、ミニマルなだけでなく、これには理由がある。それが、「マスタード ホテル」ならではの試み「クリエイターズ イン マスタード」だ。これは、滞在期間中にクリエーターやアーティストに対して無料で部屋を提供する代わりに、作品を残してもらったり、展示会やライブなどを共同開催するという企画。今後は定期的に行っていく予定だという。

オープン当初は真っ白でも、次訪れた時にはアートが加わっているかもしれない。来るたびインテリアが変化する、今までにないアートで進化していくホテルだ。なお、デザインは、これまでナイキ(NIKE)やユニクロ(UNIQLO)のエキシビジョンデザインも担当してきた「TRIPSTER」が手掛けた。

パティスリー・カフェ・バーの複合ショップ「ミーガン バー&パティスリー」

1階にはホテルの宿泊者はもちろんのこと、それ以外の人でも気軽に楽しめる複合ショップ「ミーガン バー&パティスリー(Megan - Bar & Patisserie)」がオープンする。毎朝8時からミッドナイトまで楽しめる同店は、トーストやオムレツを提供するブレックファーストから、ランチ、ディナー、そしてバーまであらゆる役割を担う。

日本ならではの食材に注目したアルコールメニューも見逃せないポイントのひとつ。メニューの中には、出汁や味噌を用いたカクテルなど、他ではなかなかお目にかかれないラインナップが揃っている。

施設概要

「渋谷ブリッジ」(渋谷代官山Rプロジェクト)
開業日:2018年9月13日(木)以降順次
住所:(A棟)東京都渋谷区東一丁目29番1号/(B棟)東京都渋谷区東一丁目29番3号
用途:(A棟)保育所/(B棟)ホテル、事務所、店舗
階数:(A棟)地上3階建/(B棟)地上7階建

■マスタード ホテル 渋谷
開業日:2018年9月13日(木)
住所:住所:東京都渋谷区東1-29-3
・客室価格
ツイン・ダブル 2名/部屋 10,800〜15,000円
マスタードデラックス 4名/部屋 43,200〜60,000円
ドミトリー 6名/部屋 4,200〜5,800円
ファミリー 4〜6名/部屋 18,102〜25,000円
マスタードコンフォート 2名/部屋 28,000〜48,000円

■ミーガン バー&パティスリー
開業日:2018年9月13日(木)
住所:東京都渋谷区東1-29-3
※パティスリーのケーキ・焼き菓子の販売は10月1日(月)スタート。


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